2023年6月5日月曜日

【次回例会案内】会場を熱狂の渦に巻き込んだ ドンアルマス旋風、再び!!― DON ALMAS(ドンアルマス/スパニッシュギターユニット)

次回例会は、2016年の初出演で大好評を博し、今回7年ぶりにアンコール出演をいただきますスパニッシュギターユニット「ドンアルマス」の登場です。
今回のブログでは、ドンアルマスのお二人へのインタビューをご紹介します。
聞き手 小巻健(三木労音事務局長)

DON ALMAS(ドンアルマス)
左/桜庭伸弘さん 右/谷島凛樹さん



前回2016年例会でのインタビュー記事はこちらから↓

―今回は7年ぶりのご出演ということで、初めて聴かれる方も多くいらっしゃいますので、まずはドンアルマスのお二人それぞれの近況報告を兼ねた自己紹介をお願いします。

桜庭伸弘さん(以下、桜庭さん) 三木労音の皆様!7年前よりも7歳大人になりましたドンアルマスの桜庭伸弘です(笑)。前回の三木労音さんでプレゼントして頂いた鎌を使って、趣味の農園で草刈りや野菜の収穫をさせて頂きました。切れ味抜群で重宝いたしました。本当にありがとうございました! 現在も趣味の家庭菜園やお米作りなど、音楽と共に楽しく継続しております。みなさまにお会いできる本番当日を心から楽しみにしておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

谷島凛樹さん(以下、谷島さん) サイドギターの谷島凛樹と申します。主に曲のリズムを担当しています。性格は引っ込み思案の目立ちたがり屋という感じで、人前で話すことはあまり得意ではありませんが、決して嫌いというわけではございませんので暖かく見守って下さい。
近況ですが、2021年秋に約4年ぶりとなる灯りをテーマにした曲を発表し、その曲のモチーフをイメージして制作したランプオブジェが昨年末公開された映画の中でインテリアとして採用され、見事銀幕デビューを果たすことができました。これを励みに次回作へ向けて新曲制作に勤しんでおります。今回このような機会で演奏させて頂けることに感謝です。何卒よろしくお願いいたします。

―グループとして、この7年間の中で取り組まれた特徴的なことを教えて下さい。

桜庭さん この7年間も「ギターでどこまで表現出来るか」に挑戦し、2017年からはクルーズ船での演奏が始まり、2019年には、日本舞踊の皆様と国立劇場での舞台に立たせて頂いたりとプロフィールに書けるような嬉しい出来事が続いてきました。どんな時も、常に取り組んできたのは作曲なので、大きなお仕事を頂けた時の喜びもありますが、取り組みで言うとやはり作曲を頑張って取り組んで、アルバム作品を残してきたことかなと思います。

―新型コロナウイルスに翻弄されたこの3年間でしたが、その中で特に印象に残ったことや心境の変化がありましたら教えて下さい。

桜庭さん 最初の年は、こんなに長く続くとは思ってもいなかったので、今できる事は何かを考えながら、ネットラジオやSNSでお客様とのつながりを作ったりと、時間をかけてやっていましたが、コンサートは延期に次ぐ延期で、最終的には中止となり、初めてのチケット払い戻しを経験しました。出て行くばっかりで、入ってくるものがゼロの中での払い戻しは、流石に絶望感を味わいました。そんな中でも、コロナ禍で作曲して、一生懸命作ったCDを買って応援して下さる方々や、あたたかい励まし、感染対策コンサートに足を運んで下さった方々に支えられて、3年間を乗り越えてくる事ができました。この感謝の気持ちが、今まで以上に命に刻まれています。

谷島さん これまで人前で演奏をする事が当たり前のような日々でしたが、様々な規制により制限される中、自分からできることは何か問い続けながら活動する機会を頂きました。お互い大変な中ではございますが、少しでも次への一歩を後押しできるような作品を作り上げ、お届けしようとこれまで以上に一回一回の演奏を大切にする思いに至ってます。

―7月のコンサートの聴きどころ、そして抱負をお聞かせ下さい。

桜庭さん ドンアルマスは、どんなジャンルでも、自分達の音楽に変えて演奏できます。7年前の演奏を覚えていらっしゃる方も少ないかなと思いますので、自己紹介も兼ねながら「ギターでこんな曲やるの?」と驚いて頂いたり、指の残像が見えるぐらいの早い曲もやってみたいと思いますので、楽しみに待っていて下さい。

谷島さん 今回初めてとなる皆様には、今まで聞いたことがないようなスパニッシュギターによる演奏を、そしてお久しぶりの方には、前回よりもパワーアップしたパフォーマンスで皆様に元気をお届けできるよう精一杯頑張ります。



DON ALMAS プロフィール
激しさと哀愁を合わせ持つスパニッシュギターに、様々な音楽要素を融合させ「物語を読んでいるような音楽」と称されるドンアルマス独自の世界観を確立。
ギターをかき鳴らす指さばき、白熱のライブパフォーマンスは年代を問わず支持を受け「心揺さぶる音楽」として 口コミで評判となる。
エレキギターの桜庭伸弘とクラシックギターの谷島凛樹が、同時期に日本フラメンコ ギター界の巨匠、伊藤日出夫の門を叩き、2005年にドンアルマスを結成。
師と共に国内外の公演に参加し腕を磨いた実力派。
2009年、イタリア・フランスの作曲旅を経て、オリジナル曲中心のライブ活動を開始。
2011年には1000人コンサートを実現し売上全額を東日本大震災被災地に寄付。現在まで毎年の支援を継続中。
2012年にニューヨーク単独ライブを成功させて以降、アフリカ開発会議で来日したレソト王国タバネ首相歓迎式典、FAWA(アジア太平洋女性連盟)国際会議、全米桜祭りでの演奏をはじめ、伊勢神宮での公演や豪華客船「にっぽん丸」のエンターティナーに抜擢されるなど、国内外に活躍の場を広げている。
令和元年には国立劇場で開催された日本舞踊「宗家 藤蔭流藤蔭会」に出演。
ドンアルマス作曲の長編曲「古事記」をもとに天岩戸伝説を創作。
国立劇場に立つスパニッシュギターユニットとして、注目を集めている。


三木労音6・7月例会(第195回)
DON ALMAS
ドンアルマス スパニッシュギターライブ
2023年7月9日(日)14:00開演
三木市文化会館小ホール
三木労音会員へ入会希望の方は、チラシ裏の入会申込書に会費2か月分(ドンアルマス例会から参加希望の方は6・7月分)と入会金(1,000円)を添えて、三木労音会員か事務局までお申し込み下さい。
ホームページからの入会申込みはこちら→http://www.mikiroon.com/info.html
詳細は三木労音事務局 TEL 0794-82-9775、またはメールinfo@mikiroon.comまでお問い合わせください。

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