早や11月も半ば。道に落ち葉が積もる光景も。月日が経つのはあっという間ですね。
報告が遅くなりましたが、先月10月29日(土)には10・11月例会「山中歩夢ピアノリサイタル」を開催しました。
ピアノリサイタルは実に7年ぶり。今回ご出演いただきました山中歩夢さんは、姫路市出身で現在神戸市を拠点に関西、東京、他全国各地でご活躍されています。
8月末には打ち合わせとFM出演のため三木までお越しいただき、ラジオを通して彼のお話と生演奏から例会への期待が高まりましたが、あれからあっという間の2か月でいよいよ例会の日を迎えました。
今回演奏いただいたのは、山中さんの留学先ハンガリーの作曲家リストとバルトークの作品を中心に、ピアノの詩人と言われたショパンのポロネーズ、そして楽聖ベートーヴェンのピアノソナタ。
演奏前にそれぞれの作品について楽曲についてのお話や彼の思いを語られましたが、誠実で飾らないお人柄が客席で聴いている会員の皆さんの心を開き、演奏が始まるとともにすっと作品の世界に入り込んでいけました。
実は文化会館のスタインウェイのピアノが以前からずいぶん状態が良くなくて、当初はもう1台のヤマハのピアノで演奏していただくつもりだったのですが、8月の打ち合わせの際にご本人に状態を観ていただきましたら、今回のプログラムにはスタインウェイの音色のほうが合うとのことで、スタインウェイで演奏していただきました。当日は調律師の方のアドバイスなどもいただいたそうで、山中さんもずいぶんとこのピアノの良さを引き出そうと努力していただき、思っていた以上に素晴らしい音色を聴かせていただきました。やはり楽器にとってもたまにはちゃんと弾かれないといけませんね。
終演後、会員の皆さんから「すごく良かった」「また来てほしい」との声をたくさん聞きました。
事前に三木まで来ていただいたり、ピアノのことも気遣ってくださったりという山中さんのステージに向かう姿勢が、きっと皆さんにも伝わったのではないでしょうか。
前回の例会に引き続き、近くにこんなに素晴らしいアーティストがおられるのはとても嬉しいです。
山中さんの今後の活躍も期待しています!ぜひまた三木へお越しいただきたいですね!
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