2021年10月8日金曜日

日本と西アフリカ、爽やかな異文化コラボレーションが実現!

先日の10月3日(日)に三木労音10・11月例会「井上姉妹×ミロゴ・ベノワ 心を打つ―日本とアフリカを繋ぐ伝統」を開催しました。
今年に入ってからというもの、例会開催の時期は新型コロナの新規感染者数が多い時期が多かったのですが、この度は比較的減少した時期でしたので若干落ち着いた気持ちで開催することができました。


今回ご出演いただいたのは、和太鼓など日本の伝統楽器を演奏する若手姉妹ユニットの井上姉妹(井上朋美さん、井上真澄さん)と、西アフリカのブルキナファソご出身で伝統楽器演奏に精通されておられ、現在日本で音楽活動をされているミロゴ・ベノワさん。
このルーツの異なるご両者が、ひとつのステージで繰り広げられる異文化コラボレーションが今回の見どころでした。
ちなみに私、事務局長は、このご両者の初共演となった2月のステージと9月に行われた2度目の共演となる姫路労音の例会を見ていましたので、今回3度目となるステージに興味津々でした。

開演が近づいてきて続々と入場。

和田会長のあいさつで、いよいよ開演。

幕が上がると、スモークもくもくの暗闇から一人ずつ順番に打たれる太鼓の音でスタート!
第一部の幕開けは、これから始まる物語の序章のように構成されたステージでした。
その後、様々な演目が次から次へと展開していきました。

ベノワさんソロで、アフリカのマリンバ「バラフォン」の弾き歌い。

井上姉妹による民謡民舞も。

「最上川舟唄」をバラフォンと笛、鍾で。

MCでは楽器の紹介も。

手拍子のコール&レスポンスで会場が一体に。

第二部は三味線を交えた楽曲から始まり、一部とはまた違った雰囲気に。

日本と西アフリカ、それぞれの国の弦楽器によるコラボレーション。

篠笛の音色は少しセンチメンタルな秋空のよう。

ブルキナファソのトーキングドラム「タマンバ」による独奏。
一つの太鼓からまるでおしゃべりをしているかのような様々なイントネーションが溢れました。

姉妹それぞれの個性が表れ、しかしまた姉妹ならではの息の合った和太鼓演奏。

ラストは3人の共演。客席も巻き込んで盛り上がりました!

しなやかで勢いのある井上姉妹お二人の素敵な演奏、ユーモアと温かみのあるミロゴ・ベノワさんの豊かな演奏、それぞれの良さが演目によってさらに広がり、交じり合い、聞き手に様々な印象を届けた、そんなコンサートでした。
また皆さんそれぞれが伝統楽器を操りながらも、現代的な感覚と表現で、「コロナ禍でも繋がってゆく世界」を強く感じられてとても良かったです!
今後ますます活躍が楽しみなアーティスト達でしたね!
この企画を制作されたHarmony Fieldsさんにも大、大感謝です!

お帰りの前に、今回客席最前列に貼っていた歓迎の横断幕と一緒に記念撮影。
ちなみにこの場所はベノワさんが見つけてきてくださった文化会館の敷地内のとある場所です。皆さんどこか分かりますか?

このコラボレーションによるツアーのラスト公演が12月11日(土)14:00から三田市の郷の音ホールで開催されます!
千秋楽公演、ぜひご覧になってはいかがでしょうか。



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