2018年2月11日日曜日

美しい弦の調べで、音楽の感動と深淵に触れたひととき。

2月も半ば近くとなりますと、少し寒さがゆるんだような気もしますね。
さて、去る1月30日に三木山森林公園で開催しました三木労音第162回例会「松野迅ヴァイオリンコンサート」のご報告です。
三木労音には2009年の例会ご出演、そして2011年にはレクチャーコンサートにご出演いただきました松野迅さん。
今回二度目となった例会ご出演では、森林公園の自然が美しいホールで昼夜2回ステージを務めていただきました。しかもこの日は松野さんの誕生日でもありました!
まずは昼の部。
第1部は独奏のステージ。ヴァイオリン1挺で様々な時代、スタイルの作品を演奏していただき、奥深い世界を堪能しました。
 そして珍しいヴァイオリンとピアノの同時演奏には、感嘆の声が。
第2部は、ギターの田嶌道生さんとのデュオで、シューベルトのアルペジオーネ・ソナタを中心に演奏。ヴァイオリン4弦、ギターの6弦、合せて10本の弦からやわらかく美しい響きが奏でられました。
アンコール時には松野さんのお誕生日祝いを会場の皆さんと。

そして夜の部では、ライトアップされた森をバックに音楽もさらにしっとりと。
 夜にも松野さんのお誕生日を、夜の参加者の皆さんとあらためて祝いました。
ご本人もステージで少しお話されましたが、松野さんは昨年に急激な体調悪化で倒れられ、一命を取りとめられました。そんなご経験を経ての誕生日とあって、思いもひとしおだったそうです。
そんな誕生日コンサートをご一緒し、喜びを共にできたことは、私たちにとっても思い出深い日となりました。
多くの会員の方から、松野さんのヴァイオリンの音に惹きつけられた、聴いたことのない曲にも深く感動したとの声をききました。
きっと音楽の神様が、まだまだ松野さんには音楽を伝える役割を続けなさいと、命を戻されたように感じました。
これからも身体に気をつけて、音楽を通じて多くの人に愛と希望を伝えていってほしいと思います。
松野迅さん、そして田嶌道生さん、2回の名演奏をありがとうございました!!

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