次回例会は、フルート、ヴァイオリン、ピアノのアンサンブルユニット「トリオ・カルディア」による山陽道労音7公演のひとつとして開催します。
今回のブログでは、トリオ・カルディアの3人のメンバーのインタビューをご紹介します。
今回のブログでは、トリオ・カルディアの3人のメンバーのインタビューをご紹介します。
写真右から日野真奈美さん、高橋亜侑美さん、星野沙織さん
《トリオ・カルディア 山陽道労音ツアー》
8/8(火)19:00 宇部市文化会館(山口県)
8/10(木)14:00/18:45 米子コンベンションセンタービッグシップ(鳥取県)
8/12(土)14:00 加古川・松風ギャラリー(兵庫県)
8/13(日)14:00 宍粟市山崎文化会館( 〃 )
8/17(木)18:30 姫路キャスパホール( 〃 )
8/19(土)14:00 三木市文化会館( 〃 )
8/20(日)14:00 赤穂化成ハーモニーホール( 〃 )
―まずはメンバーそれぞれの自己紹介と、ご自身が担当する楽器の好きなところ、自分に合っていると思うところを教えて下さい。
日野真奈美さん(以下、日野さん) お寿司、お花、神社が好きなフルートの日野真奈美です。フルートはリードやマウスピースなどを通さずにダイレクトに息を入れる楽器なので、人の声に似ていると言われています。なのでいろんな音が出せるのですが、特に透明感のある音色に魅力を感じています。フルートが自分に合っているのかはわかりませんが、私は大好きなので、振り向いてもらえるように(良い音楽が出来るように)精進している日々です!
星野沙織さん(以下、星野さん) アニメ、ゲーム、お酒が好きなヴァイオリンの星野沙織です。ヴァイオリンは楽器によって顔や色はもちろん、音色もかなり変わるので、私たち奏者にとったらまさに「替えのきかない、かけがえの無い唯一無二の相棒」です。自分に合っていると思ったことはありません。ヴァイオリンはとても難しい楽器で私などが手を出してはいけない楽器だったのだと、弾くたびに自分の技量のなさにがっかりしております。なので、楽器に呆れられたり、見限られたりしないよう、日々精進してお付き合いしているつもりです。
星野沙織さん(以下、星野さん) アニメ、ゲーム、お酒が好きなヴァイオリンの星野沙織です。ヴァイオリンは楽器によって顔や色はもちろん、音色もかなり変わるので、私たち奏者にとったらまさに「替えのきかない、かけがえの無い唯一無二の相棒」です。自分に合っていると思ったことはありません。ヴァイオリンはとても難しい楽器で私などが手を出してはいけない楽器だったのだと、弾くたびに自分の技量のなさにがっかりしております。なので、楽器に呆れられたり、見限られたりしないよう、日々精進してお付き合いしているつもりです。
高橋亜侑美(以下、高橋さん) スポーツ、ダンス、友達とおしゃべりが大好きなピアノの高橋亜侑美です。ピアノの好きなところはスケールの大きさ、多彩なハーモニーを奏でられるところ、重厚な音だけでなく“コトン”と芯のついた繊細な音がとても魅力的だと思います。自分に合っているかは分かりませんが、アンサンブルでのピアノの役割は支えと視野を広くもつこと、音楽の方向性を示したり誘導したり時に上(メロディライン)を転がしてみたり…そんな風になれるように日々精進です。
―3人は幼馴染みだそうですが、出会った頃のそれぞれの印象(小学生時代)はいかがでしたか?また音楽を介した交友はいつからですか?
日野さん 星ちーは絵が上手で、卒業文集に「夢はヴァイオリニスト」と書いていて、すごくかっこいい!と思っていました。あゆはクラスの中心にいるダンスが踊れる活発な子!実は四天王と呼んでいました(笑) 幼馴染である私たちですが、初共演は18歳〜22歳くらいになります。
星野さん 真奈美は将棋がうまくて足の速い子、という印象でした。あゆみちゃんは朗らかで頭が良い印象!音楽で関わったのは大学を卒業するあたりだったかと思います。
高橋さん まなみは一見おとなしそうなのに話すとなんだか面白いぞっ!!と思いました。高校生の時に共演し始めました。ほしちーはチワワみたいに可愛くて絵が上手な子、学生を卒業する頃に共演しました。
―「トリオ・カルディア」としての活動はいつ頃から始められましたか?またそのきっかけを教えて下さい。
日野さん きっかけは私と星ちーが、音大を卒業する時に一緒に活動したいね!という話しになり、ピアニストは誰が良いかな…と最初に思い浮かんだアユを誘いました。
―メンバーそれぞれが影響を受けた音楽体験、音楽家を教えて下さい。
日野さん 自分が着た白いワンピースに映像を投影し、演奏すると映像が反応して色や形が変わる、というコンサートに出演し感銘を受けました。作品の一部になる面白さを知り、ライブペイントやダンスなど、音楽と他の芸術をクロスさせたコンサートを企画するようになりました。憧れのフルーティストは師匠の佐久間由美子先生と、ウィーンフィル主席のカール=ハインツ・シュッツさんです。
星野さん 恩師の演奏スタイルは私にとってとても衝撃的でした。それはウィットといたずら心に富んでおり、音だけではなく、観てて楽しいステージというものがいかに魅力的かということを私に教えて下さいました。音楽家でいうと、ビョークの音楽はとても刺激をうけました。
高橋さん 大学に入学して間もない頃、門下の先輩の演奏を聴いて鳥肌が立つほど感動し、そこから強い憧れをもって練習に励みました。自分が作曲した曲を、作曲専攻の友達がショパンっぽいと言ったので、自然に影響を受けたのはショパンかもしれません。好きな調もショパンと偶然同じでした。
―今回のツアーの抱負をお願いします。
星野さん 恩師の演奏スタイルは私にとってとても衝撃的でした。それはウィットといたずら心に富んでおり、音だけではなく、観てて楽しいステージというものがいかに魅力的かということを私に教えて下さいました。音楽家でいうと、ビョークの音楽はとても刺激をうけました。
高橋さん 大学に入学して間もない頃、門下の先輩の演奏を聴いて鳥肌が立つほど感動し、そこから強い憧れをもって練習に励みました。自分が作曲した曲を、作曲専攻の友達がショパンっぽいと言ったので、自然に影響を受けたのはショパンかもしれません。好きな調もショパンと偶然同じでした。
―今回のツアーの抱負をお願いします。
日野さん 私たちがずっと目標に掲げてきたことは、正に今回の「コンサートツアー」です。夢が叶ったことに甘えることなく、一公演ずつカルディアのパフォーマンスが成熟していけるよう頑張ります!
―トリオ・カルディアの今後の目標を教えて下さい。
日野さん ツアーの次は「全県制覇」でしょうか。とはいえ、大きなホールでも、小さなカフェのような会場でも、いつも私たちらしく目の前のお客様お一人お一人の心に届くような音楽を大切にしていきたいです。そして『またカルディアが聴きたい!』と言っていただけるような、リピートしていただけるような魅力的なアーティストになりたいですね。
トリオ・カルディア プロフィール
国立音楽大学附属小学校からの幼なじみ3人組。「カルディア」とはギリシャ語で「心」を意味している。
国立音楽大学で学び、それぞれがクラシックやロックなど、各分野にて幅広く演奏活動をしながら、トリオ・カルディアでは幼なじみにしかできないアンサンブルを展開。『ムジークフェストなら』をはじめとする各音楽祭への出演や、アウトリーチ事業、幅広いフィールドで演奏活動を行うと共に、ニッポン放送「垣花正のあなたとハッピー」への出演やCMに楽曲提供など各メディアにも出演。クラシックをベースに、ジャンルに囚われない音楽活動を行なっている。「concentration」「Cinema Horic」が発売中。
日野真奈美(フルート)
国立音楽大学附属高等学校を経て同大学を卒業。同大学大学院修士課程修了。成績優秀者に贈られる研究奨学金授与。第14回ヤマハ新人演奏会、第37回フルートデビューリサイタル、レインボウ21サントリーホール デビューコンサート等に出演。第18回フルートコンヴェンションアンサンブルアワード部門入選。国立音楽大学演奏補助員。
パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団ジャパンツアーに参加。サントリーホールで行われたコシノジュンコ主催「よみがえれ熊本城」にてソリストとして出演。杉並公会堂にてゲイツオン管弦楽団と尾高尚忠フルート協奏曲を共演。
TV・CMのレコーディング、学校・施設などでのアウトリーチ公演、吹奏楽コンクール審査員などから、トリオカルディア、木管五重奏カラフルのメンバーとしても活動中。広告モデル、司会、毎週各局にて放送中「ダイアモンド?ユカイのゆかいなラジオ」voicy「日野真奈美のクラシックに恋して?」にてラジオパーソナリティ。2021年からは日野真奈美が企画する、音楽と他ジャンルをかけあわせた「クロスオーバーコンサート」の制作をスタート。
星野沙織(ヴァイオリン)
国立音楽大学附属高等学校および、国立音楽大学を首席で卒業、同時に武岡賞受賞。2011年に全日本芸術協会主催のソロリサイタルをウィーンホールにて開催。2014年3月、桐朋学園大学院大学を修了。
現在、フリーで演奏活動をするかたわら、国立音楽大学附属小学校の非常勤講師を務める。2015年、ティートックレコードより「Piazzolla for Two」をリリース。また、2017年には初のオリジナルアルバム「Overdose」を、2020年にはワルキューレレコードより、8弦エレキギターとのユニット「soLi」としての初のアルバム「soLi」をリリース。また、テレビ番組、スマホゲームへの楽曲提供など、近年は作曲にも注力しつつ、さまざまな音楽ジャンルに関わっている。
高橋亜侑美(ピアノ)
国立音楽大学卒業、ならびに鍵盤楽器ソリストコース修了を経て、同大学大学院修士課程を修了。平成21年度同大学国内外研修奨学生。同大学ソロ・室内楽定期演奏会、卒業演奏会、第80回読売新人演奏会、第35回東京同調会新人演奏会に出演。
2014年、ポーランド・シレジア・フィルハーモニー管弦楽団とラヴェルのピアノ協奏曲ト長調を共演。2012年カワイ表参道くにたち・シリーズリサイタル、2013年耕心館連弾リサイタル、2015年ソロリサイタル他、室内楽やコンチェルトのソリストとしても演奏会多数出演。第53回東京国際芸術協会オーディションアンサンブル部門合格、新人演奏会に出演。
現在、私立高等学校、短期大学、専門学校の非常勤講師を勤める傍ら、ソロ・室内楽・伴奏者として演奏活動を行っている。
三木労音8・9月例会(第196回)
トリオ・カルディア コンサート
2023年8月19日(土)14:00開演
三木市文化会館小ホール
三木労音会員へ入会希望の方は、チラシ裏の入会申込書に会費2か月分(トリオ・カルディア例会から参加希望の方は8・9月分)と入会金(1,000円)を添えて、三木労音会員か事務局までお申し込み下さい。
ホームページからの入会申込みはこちら→http://www.mikiroon.com/info.html
詳細は三木労音事務局 TEL 0794-82-9775、またはメールinfo@mikiroon.comまでお問い合わせください。
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