2022年8月29日月曜日

本格的な中国音楽を満喫したひとときでした!

8月も終わりになり、ここ数日は秋の雰囲気が漂い始めましたね。

先日21日(日)には三木労音例会「鳴尾牧子(二胡)&山本敦子(揚琴)シルクロード 悠久の調べ」を開催しました。
当日はまだまだ蒸し暑い日でしたが、ホールの中は二胡と揚琴による美しい調べに満たされ、しばし外の暑さを忘れるひとときとなりました。

左・鳴尾牧子さん、右・山本敦子さん

今回は二胡と揚琴のために作曲、編曲された、中国各所の伝統を踏まえた作品をたっぷりと聴かせていただきました。
演奏者ご自身もなかなかこうしたプログラムで演奏することも少ないとおっしゃっていましたが、多彩な作品と素晴らしい演奏技術で大変聴き応えのある内容でした。

明るいトークで作品の世界へ誘っていただいた鳴尾さん。お家から会場まで車で30分くらいと、なんと近いところに素晴らしい演奏家がいらっしゃったのですね!

 
山本さんは学生の頃に三木労音会員で、そこで様々なジャンルの音楽に触れたことが良かったというお話をしてくださいました。会員の皆さんもぐっと親近感を持たれたのではないでしょうか。

最近は二胡の音色を耳にすることも増えてきましたが、今回演奏していただいた作品では優雅さ、激しさ、悲しみ、喜びなど様々な感情が音色に乗せて胸に響きました。あらためて二胡という楽器の素晴らしさを味わえた機会となりました。
また揚琴の音色も独特で、二胡の音色と非常に溶け合って音楽に深みと香りをもたらしていました。
二胡とピアノで聴く機会も時々ありますが、やはり揚琴との組み合わせは民族音楽的な響きが強く出て、どこか落ち着くような心地がします。
コンサートでは楽器や作品についてのトークもたっぷりあり、会員の皆さんも、初めて聴く曲目でもその素晴らしさを味わえたのではと思います。

終演後、楽屋にて記念撮影

お二人にはぜひこれからも活躍していただき、再び三木労音にもお越しいただきたいですね!

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