7月も半ばとなりましたね。
忙しさにかまけてすっかり例会の報告をサボっていた事務局です。すみません・・・。
2週間前の7月3日(日)、4度目の三木労音ご出演となる高石ともやさんをお迎えしての例会を開催しました。
ともやさんはこれまでに、1991年(第2回例会)、2003年(第73回例会)、そして2010年の結成20周年記念サークルフェスティバルゲストとして、3度ステージにご出演いただきました。
毎回ともやさんの優しさがそのまま溢れ出るような歌声や歌のメッセージ、そして暖かな笑顔に気持ちが明るくなったり、励まされたりしてきました。
そして今回、昨年80歳になられたともやさん。変わらず明るくお元気な姿で再び三木へお越しいただきました!
数日前から7月3日の天気予報は雨の予報でしたが、当日は結局殆ど降らず、なんと薄日まで射していました。きっと高石ともやさんの晴れ男パワーのお陰ですね。
ともやさんのコンサートは、ひとつの歌からその曲にまつわる思い出やエピソードを語り、そして次の歌へと紡いでいかれる「歌語り」と呼ぶのがふさわしいようなステージ。
ともやさんのお話を聞きながら、その時代に思いを馳せたり、自分の思い出と結び付けたりと、聞く人それぞれの胸に様々な思いを呼び起こします。
最近では加山雄三さんや吉田拓郎さんなどベテラン歌手の引退が話題になりましたが、お二人が芸能界のスター街道で華々しく活動され華麗に引退されたのに対し、高石ともやさんはいつまでも私たちのすぐ側、野辺に咲きつづける花のような存在、決して派手ではないけれど、持ち前の明るさで見た人をほんの少し勇気づけたり和ませたり、昔からずっと咲いていて、これからも咲き続ける・・・そんな方だなあと思いました。
途中休憩10分挟んで2時間、立ちっぱなしで一人で弾き歌い語り、一応の曲順はありましたが、その時の話の流れや雰囲気でアドリブでどんどん変わっていく、歌声には張りがあり、おおらかで変幻自在、もちろん歌詞はすべて暗譜!
マラソンがともやさんの長く歌い続けている秘訣だとは思いますが、ご自身のペースをつかんだとてもいい走り方をしてこられたことが伺えます。
ありのままで爽やか、素晴らしい人生の先達、高石ともやさんでした。
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