去る4月14日(水)、三木労音例会「ヴァイオリン&ギターデュオ 風の旅」のコンサートを開催しました。
4月から始まった新年度の1回目の例会となるこの日は、新型コロナ感染数が再び拡大する中で開催しました。会員の参加が大幅に減るのではないかと心配しましたが、多くの会員が参加してくださり無事開催することができました。
4月から始まった新年度の1回目の例会となるこの日は、新型コロナ感染数が再び拡大する中で開催しました。会員の参加が大幅に減るのではないかと心配しましたが、多くの会員が参加してくださり無事開催することができました。
そしていよいよ開演です!今回はフルートの日野真奈美さんも加わって、風の旅トリオとしてスタートしました。
左から西浦詩織さん(ヴァイオリン)、稗田隼人さん(ギター)、日野真奈美さん(フルート)
「風の旅」のステージは、稗田さんが作曲されるオリジナル作品を中心に、クラシックなどの馴染みのある作品も交えながら進められました。オリジナル作品はベネズエラ音楽をはじめとするラテン音楽のスタイルで作られていて、とても軽快で聴きやすく好印象でした。
また、ヴァイオリンとギターにフルートという編成も、繊細な中にも華と安らぎがあるサウンドで、気持ちよく身体の中を通り抜けてゆき、大変爽快でした。
今回のステージの目玉の一つ、東京労音ギター文化館から貸与された名器「アントニオ・デ・トーレス1882」(下記写真左)の演奏。演奏前に稗田さんから楽器紹介をしていただきましたが、写真を見ての通り現代のギター(右)より昔のギターのほうが少し小ぶりです。
豊かな低音とビンテージのお酒のような味わいのある渋い音色が魅力でした。
その他にデュオ「風の旅」の二人によるヴァイオリンとギターの組み合わせでの演奏や、
フルートとギターという組み合わせでの演奏も楽しみました。三人ともがそれぞれが力のある奏者で、その上見目麗しく爽やかな若者たちでしたので、4月の新緑の季節にぴったりのフレッシュなコンサートになりましたね!
終演後。皆さんコロナの心配もしばし忘れ、心の澱みを洗い流してリフレッシュされた様子でした。
今回「風の旅」の皆さんには、東京労音企画の全国ツアーの一環として三木労音にご出演いただきました。
全国22か所を巡るツアーで、4月は九州から始まって山陽道に差し掛かった6番目の公演が三木労音でしたが、この後姫路、加古川、赤穂、そして米子、和歌山と、現在約半分の10公演が各地とも成功裡に終わったそうです。
5月になると今度は東日本のツアーが始まるそうですが、各地とも無事開催されるよう祈っています!そして全てのツアーを終えた時の皆さんの成長された姿も見たいものですね!
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