2020年12月30日水曜日

【次回例会紹介】この一瞬に心を合わせて。それぞれに活躍中のメンバーが集まった スペシャルユニット!―アカペラユニット黒船

次回例会は、男女混合のアカペラユニット黒船にご登場いただきます。黒船は、三木労音にこれまで2008年、2015年と二度ご出演いただいた女性アカペラグループ宝船のリーダーの上北夏味さんが、男性アカペラグループザ・ザビエルズのメンバーと組まれたユニットです。
今回のブログでは、エフエムみっきぃで放送された上北さんがパーソナリティーを務める番組「上北夏味のサウンド・オブ・ウインド」に、小巻事務局長がゲスト出演した時の模様を、抜粋でお届けします。

アカペラユニット黒船 右から3人目が上北夏味さん



まず初めに「黒船」というグループ名の由来を教えていただけますか。

上北夏味さん(以下、上北さん) 黒船がスタートしたのは宝船が活動を一旦休止した2012年の翌年からだったのですが、宝船のメンバーの私と、同じ事務所のザ・ザビエルズという男性アカペラグループが一緒に始めたので、「船」と「フランシスコ・ザビエル」から連想して「黒船」と、プロデューサーが命名しました。

―アカペラ界に衝撃を与えるような素敵な名前ですね。今回、メンバーにいつもと違う方が加わっておられますね。

上北さん コロナ自粛中にいろいろあってザビエルズのメンバーが二人辞めるということがありまして、黒船は7声のコーラスなのですが、この度はシンガーソングライターで元アカペラグループパーマネント・フィッシュのメンバー飯田俊樹さんと、宝船のボイスパーカッションの山上紀美世さんに加わっていただきました。
このコンサートはコロナより前に早々と依頼をいただいていたのですが、メンバーが二人抜けた時、正直、今回出演させてもらうことは難しいのじゃないかと思いました。でもその時に、三木労音さんから残ったメンバーの音楽への情熱を信頼していただき、予定通り黒船で出演してほしいと言っていただいたことで、この試練を黒船で乗り越えたいと強く思いました。その時にせっかくなのでこのトラブルを今いる自分たちの成長の機会にしたいと思い、その考えで選んだのがこの二人です。サポートメンバーというにはあまりにも豪華な二人なので、ゲストメンバーとさせていただいています。

―今回の三木労音例会が黒船のステップアップにつながれば私たちも光栄です。今回のステージに向けて練習も進んでおられるそうですが、どんな様子ですか?

上北さん 実は今日もリハーサルを終えてきたところです。メンバー自身もコロナ感染を防ぐために、換気をしたり、間隔を取ったりと対策をしながらのリハーサルなのですが、限られた時間の中で、みんなの集中力を感じました。黒船史上、最も良い音に仕上がりそうな予感がしています。今回、メンバーが二人変わったことでの違いが面白く、一人一人のメンバーが身体から出しているオーラを感じています。ぜひ1月23日は会場で、生で聴いていただきたいです。

―とても楽しみになってきました。最後に、あらためて上北さんがアカペラをやろうと思われたきっかけは何でしょうか?

上北さん 私がアカペラに出会ったのは大学生の頃だったのですが、その頃の私はラジオのパーソナリティーになりたいと思っていまして、そのためにいろんな曲を知っておかないといけないと、たくさんの曲を聴いていました。その中に、とても心惹かれた曲があり、その曲は「アカペラ(人の声だけ)」と表記されているのに、まるで声以外の音が入っているように聞こえ、とても不思議に思ったことがきっかけでした。その曲を歌っているグループを調べてみましたら神戸のグループで、そのグループがレギュラーライブをされていたのが、今私たちもレギュラーで出演しているCASH BOX(キャッシュボックス)でした。その後はどんどんのめり込んでいき、見ているうちに自分もやりたくなって、今に至っています(笑)
私は元々一人で歌うことにはあまり興味がなく、アカペラ、コーラスが好きなのです。中でもメンバーがステージで一緒に声を出す瞬間、アイコンタクトや息を合わせて声を重ねていくことに強く惹かれます。これは決して一人ではできない、そのことが一番の魅力かもしれませんね。

―ありがとうございました。素敵なコンサートを期待しています!

エフエムみっきぃスタジオにて



出演者プロフィール

アカペラユニット黒船
男性アカペラグループthe XAVYELLSから加藤慎司、後藤陽太郎、中本友希と、女性アカペラグループ宝船のリーダー上北夏味、そして竹下徹(元the XAVYELLSメンバー)で編成されたスペシャルユニットです。
男性アカペラの力強いハーモニーと迫力のある低音やリズムに、上北夏味の爽やかなソプラノの歌声が重なり、ハーモニーの美しさを際立たせます。
また今回のコンサートではゲストにアカペラグループ宝船の山上紀美世(ボイスパーカッション)と、シンガーソングライターで元パーマネント・フィッシュのメンバーの飯田俊樹を迎えての特別編成でお贈りします。
華やかで洗練されたアカペラショーをお楽しみ下さい。

the XAVYELLS
2011年結成、神戸発のアカペラグループ・ザビエルズ。
グループ名は、アカペラの魅力、古き良き音楽の魅力を多くの人に広め(布教し)ていきたい、そして聴く人へのYELL(エール)を送っていきたいという思いを込めて名付けられました。
50’~60’オールディーズを中心に、グループサウンズ、昭和歌謡、ジャズなどを幅広くカバーしたレパートリーと、メンバーの個性溢れる軽妙なトークを織り交ぜたライブを展開。その時代の匂いを残しつつ、現代風のアレンジも取り入れた楽曲・ダンス・振付で世代を超えて楽しめるエンターテインメントショーです。
神戸三宮にある「アカペラの聖地」とも呼ばれるアコースティック主体のライブハウス『CASH BOX』にて、毎週水曜日レギュラーライブ、関西のみならず関東・中部・中四国など各地でもライブを開催しています。
企業パーティー、芸術鑑賞会、その他各種イベントにも出演しています。

宝船
神戸を拠点に国内のみならず海外でも活躍する女性アカペラグループ。スタンダードなジャズや日本歌謡曲、唱歌など誰でも聴き馴染みのある選曲と楽しいおしゃべりで会場を沸かせる。2009年7月にオーストリア、グラーツで開催された欧州最大級のアカペラコンペディション「Vokal.total」に出場。ジャズ部門で優勝。ポップ部門で第2位を受賞の快挙を果たす。

飯田俊樹
シンガーソングライターでありながら、イラストレーター(似顔絵師)やFMラジオ局のパーソナリティーなど幅広いエンターテイメントの分野で活躍する。多才な彼から生み出される歌や絵の世界は、どこまでも優しく温かく、世界に笑顔を広げていく。
ピアノボーカルデュオ Antique Notesとしても活動。
元Permanent Fish(2005~2019.4)


三木労音第180回例会
アカペラユニット 黒船 KUROFUNE
2021年1月23日(土)14:00開演
三木市文化会館大ホール
※新型コロナウイルス感染防止対策のため大ホールに変更いたしました。
参加費 会員/会費のみ 一般/4,500円
一般券お申込み方法はこちら⇒http://www.mikiroon.com/kurofune_tickets.html
三木労音会員へ入会希望の方は、チラシ裏の入会申込書に会費2か月分(黒船例会から参加希望の方は12・1月分)と入会金(1,000円)を添えて、三木労音会員か事務局までお申し込み下さい。
ホームページからのお申込みはこちら→http://www.mikiroon.com/info.html
詳細は三木労音事務局 TEL 0794-82-9775、またはメールinfo@mikiroon.comまでお問い合わせください。

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