2020年1月27日月曜日

【次回例会紹介】歌は祈り、ハーモニーは調和・・・ コンサートで伝えていきたい、珠玉の名曲の数々 ― ダ・カーポ (フォークデュオ)

次回例会は、2004年の4年の例会出演以来のご出演となる、フォークデュオ「ダ・カーポ」にご登場いただきます!
今回のほわいえでは、ダ・カーポの榊原まさとしさん、広子さんお二人へのインタビューをご紹介します。
聞き手 小巻健(三木労音事務局長)




―このたび16年ぶり2度目のご出演となられますが、2004年から今までに、お二人の周りの環境の変化や、新たに始められた活動などを教えて下さい。

ダ・カーポ デビューして47年目になりますが、人口が極めて多い同世代の方々に支えられ、ここまで来ました。今では、そのお子さん、お孫さんまでコンサートに来てくれています。
2008年、娘でフルーティストの榊原麻理子が参加し、三人のダ・カーポとして5年間活動。2012年からNHK-FM 榊原広子の「音楽遊覧飛行」が好聴取率で8年目に。フランスのアンジェや、長年支援しているネパール子ども病院の10周年記念コンサートなど海外公演もしてきました。また、東北支援コンサートも毎年続けています。何よりもコンサートを大切にしてきたダ・カーポです。

―2004年には三木市制施行50周年記念として「大きな木」「彩(いろ)づく町」という素敵な曲を作っていただきましたが、これまでに「マイタウンソング」ということで作られた曲はどのくらいですか?またそれ以外の作品も合わせると、これまでレコーディングしてこられた曲数はどのくらいになりますか?

ダ・カーポ だいたい全国の都道府県合わせて40ヶ所、40曲くらいです。
レコーディング曲は、オリジナルを始め、童謡、フォークソングなどのカヴァー曲、町の歌、校歌、CMソングをいれて450曲以上です。

―1973年にデビューされて以来、多くの人の心に残る活動を続けてこられていますが、3年後に音楽生活50周年を迎えられる今、音楽と向き合う上で大切にしておられることを教えて下さい。

ダ・カーポ やはりハーモニーでしょうか。調和という意味がありますが、平和を表現するものだと思っています。歌は人間の祈りであり、叫びであるといいますが、今の世界情勢を考えると、まさに世界中にハーモニーが必要な時だと思います。
ダ・カーポは最小単位の混声合唱団だと思っていますが、ハーモニーと健康さえ(?)大切にしてゆけば50年も夢ではなさそうです!

―3月29日のコンサートのプログラムについての思いと、三木労音会員、そして来場される皆さんへメッセージをお願いします。

ダ・カーポ 今回、また三木労音の皆さんとお会いできるのを嬉しく思っています。
16年前に作った「大きな木」「彩づく町」がCD化された事も、皆さんがこの歌を歌い継いできて下さったからこそと感謝しています。当日は皆さんで大合唱しましょう!そして、童謡、抒情歌なども一緒に歌いたいですね。
デビューして47年目になるダ・カーポですが、聞く人の世代によって知っている歌と、知らない歌があります。60代~70代は、「結婚するって本当ですか」や「宗谷岬」、40代~50代は「地球(テラ)へ」、「空からこぼれたSTORY」、30代以下なら「野に咲く花のように」でしょうか?そんなヒット曲はもちろんですが、まさとしのソロ時代の歌も歌おうかなぁと迷っているところです。
尚、当日は、パリ在住で音楽活動をしているフルーティストの娘の榊原麻理子もこの日の為に帰国し、参加させていただきます。
皆さんに安らぎと元気と、そして‟青春“をお届けしますよ!ぜひ、お出かけ下さいね!



三木発!市民とダ・カーポで作った歌が、15年の時を経て遂にCD化!
「大きな木/彩(いろ)づく町」 歌 ダ・カーポ
最新情報はFBページへ https://www.facebook.com/ookinaki.irodzukumachi

大きな木/彩づく町CD発売に寄せてダ・カーポよりメッセージ

「大きな木」「彩づく町」、この歌はダ・カーポにとって、“ふるさと”を思い起こさせてくれる大切な歌です。
2004年のコンサートで、市民の方々から詩を募集し、政敏が曲をつけたのですが、“故郷愛”あふれる詩ばかりで、選ぶのに苦労したことを覚えています。
今回、15年ぶりにCD化されるのは、ダ・カーポにとっても大変嬉しいですし、長い年月、皆さんが歌い継いできてくれたことに、心から感謝しています。
自分で曲をつけておいて、こう言うのも何ですが、さわやかで歌い易い、いい歌だ!と自負しています。
自然豊かで歴史ある町、そして政敏の大好きな「肥後守」を作っている町。
来年の3月29日(日)のコンサートで、この歌を皆さんと一緒に歌えるのを、楽しみにしています。

2019年12月1日 ダ・カーポ 榊原政敏・広子

レコーディング風景



ダ・カーポ プロフィール
いつまでも初心を忘れないようにという意味でダ・カーポ(音楽用語で最初に戻るという意味)と名付け、榊原まさとしと広子のデュオは1973年「夏の日の忘れもの」でデビュー。
翌年、フォーク調のさわやかなハーモニーで、「結婚するって本当ですか」の大ヒットを生む。その後「野に咲く花のように」、「宗谷岬」、「よこはま詩集」、「ベストパートナー」など数々のヒット曲の他、これまでに数多くのTVの主題歌、キャンペーンソングなどに歌声を響かせている。童謡、抒情歌、フォークソング、世界の名歌集のカヴァーアルバムなどもリリースし、幅広いレパートリーを持つ。
2012年4月からは榊原広子がNHK-FM「音楽遊覧飛行」のパーソナリティを務めている。
2017年6月にデビュー45周年記念アルバム「日本のうたファンタジー」、2018年7月に童謡100年記念アルバム「童謡&抒情歌ファンタジーベスト」を発売。2018年8月10日、デビュー45周年を迎えた。
今も変わらぬ歌声は、世代を超えて、根強い人気を得ている。
ダ・カーポ公式ホームページ http://business1.plala.or.jp/dacapo

榊原麻理子(フルート) プロフィール
神奈川県横浜市出身。北鎌倉女子学園高等学校音楽科、東京音楽大学器楽科フルート専攻卒業。2008年から両親であるフォークデュオ、ダ・カーポのメンバーとしてフルート、ヴォーカルを務め、その親子の音楽活動は幅広い世代から支持され注目を集める。5年間の活動の中で、レコーディングにも多数参加。
2013年より渡仏し、研鑽を積む。パリ・エコールノルマル音楽院にてコンサーティスト高等課に合格し修了。和楽器を取り入れた楽曲を多数収録したソロアルバム「Mariko」をリリースし、好評を得ている。
現在フランスと日本を行き来し、コンサート活動を精力的に行っている。

渡辺雅二(ピアノ) プロフィール
1957年生まれ、桐朋学園ピアノ専攻卒。「楽しいムーミン一家」、「のび太のドラビアンナイト」などの編曲や、白鳥英美子(トワ・エ・モワ)、西郷輝彦、宮本文昭、ダ・カーポ他数多くのコンサートで活躍中。オリジナルピアノ曲は各局の放送をはじめ、あらゆるシーンで広く使われている。

三木労音第175回例会
ダ・カーポ コンサート ~明日への贈りもの~
2020年3月29日(日)14:00開演
三木市文化会館小ホール
参加費 会員/会費のみ 一般/4,500円
入会希望の方は、チラシ裏の入会申込書に会費2か月分(ダ・カーポ例会から参加希望の方は2・3月分)と入会金(1,000円)を添えて、三木労音会員か事務局までお申し込み下さい。
ホームページからのお申込みはこちら→http://www.mikiroon.com/info.html
詳細は三木労音事務局 TEL 0794-82-9775、またはメールinfo@mikiroon.comまでお問い合わせください。

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