2011年12月14日水曜日

「映画館づくり」興味ありませんか?

ここ何年か、三木労音では映画の上映会も時々行っています。
今年からはさらに回数を増やそうと、市民活動センターを会場にして上映会を企画していきますが、ペースとしては年に3~4回という感じになるでしょうか。
文化会館にしてもそうですが、こういう会場で映画会をするときの作品というのは、劇場公開が先行して数週間~数ヶ月あり、それが終わった後の作品となります。つまり、新作を上映する権利は映画館が優先して持っているということです。(自主上映系など一部作品は除きます)
それに、文化会館や市民活動センターは上映会の期間は基本的には1日限り、できたとしてもせいぜい2日ぐらい。「あー見たかったのにその日は都合わるいなあ」と言われることもしばしばです。


三木市でも、その昔には映画館が数軒あったようです。私はリアルタイムでは知りませんが、昔は映画が庶民の娯楽の王様だった時期があったとかで(テレビがない時代でしょうか)、こぞって行かれていたのでしょうか。今から思えば三木に映画館があったなんて実感がわきませんが、もうずいぶん前になくなって久しいようです。市外でも、西神オレンジシネマや、西脇の大劇などもなくなってしまいました。


そんな中、昨年8月に神戸の元町にオープンした「元町映画館」が話題になったのは記憶に新しいところです。実は私オープン初日に朝から並んでチケットを買ったので、テレビに写ってしまい、何人かから「テレビに出てたね」と言われました(笑)

 
ここは映画好きな市民が手づくりで作った映画館ということだそうで、なかなかオモシロイ作品を取り上げたり、とりあげる作品の監督を招いてお話を聞くなど、一味違った取り組みを積極的にされています。オープンから1年以上が経ち、ずいぶん認知されてきたようです。

こんなブログもされています。
もとまち・えいがかん・だより
シネマをつくろう
心温まる映画館誕生の物語「街に・映画館を・造る」―元町映画館ができるまで


「手づくりで作った映画館」というのに興味をもち、調べてみましたら、映画館を作っていく様子を映画に収められているようです。

youtubeより 自作自演自主制作ドキュメンタリー映画「街に・映画館を・造る」―元町映画館ができるまで(木村卓司監督)の予告編

この映画に出会うまでのいきさつは、10月に行った「アンダンテ~稲の旋律~」上映会の最中、仲間数人と「映画館ができたらオモシロイやろな~」と話をしていたことがきっかけでした。
中には冗談で「私が出資しよか?」というメンバーまでいたりして、「ところで映画館を作るのってどれくらいかかるんかな?」「そういえば元町映画館ってどんな感じで作ったったんかな?」という、まあ軽いノリでネット検索かけたところ、この映画の存在にいきついたわけです。
そしてこれまた軽い気持ちで「映画のDVDを見てみたいな」と問い合わせしたところ、なんと元町映画館の堀オーナーと木村監督が「行ってもいいよ」と言ってくださったのです!!!!

そしてできたのがこの企画


ブログでの告知が遅くなってしまいましたが、興味のある方は今からでも間に合いますので、ぜひお申し込み下さい。映画ファンだけでなく、まちづくりに興味を持っておられる方などにもいいかもしれません。
私たちにはまだ具体的にプランがあるわけではありません。でもこれをきっかけに、「三木で映画館をつくろう!」という気運が盛り上がったりしたらオモシロイかな?

私は一足先に映画を見せていただきましたが、映画の中で最後のほうに堀オーナーが映画の役割について語られていたことが印象的でした。またなぜ元町映画館があの場所に作られたかについても明かされています。当日はそのへんの詳しい話などももっと聞いてみたいと思っています。



ちなみに市民活動センターでも1/17に次の上映会を行います。詳細は次のブログで!

2 件のコメント:

  1. もう明日、ですね。
    神戸電鉄線で鈴蘭台から西に行くのは初めてです。わくわく。

    上映会、上記「元町映画館ができるまで」ブログでも紹介させていただいています。

    よろしくお願いします。

                      堀@「元町映画館」

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  2. 堀さん、このたびはありがとうございます!
    楽しみにしています!

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