2011年9月13日火曜日

市民映画会 第2弾!「アンダンテ~稲の旋律~」

秋ですね。
秋といえば「実りの秋」、そして「芸術の秋」です。
そんな二つをぴったり満たした映画があります・・・(少々強引ですが)

「アンダンテ~稲の旋律~」 


この映画作品を、次回「三木労音 市民映画会」として上映することが決定しました!!


タイトルのAndante(アンダンテ)とは、「ゆっくりと。歩く速度で。」という意味の音楽用語。
どんな内容かといいますと・・・

【物語】
映画の主人公「藪崎千華」は、母親の強い希望で幼い頃から音楽の道を歩むが、音楽社会の競争は厳しく次第に 自信を失くしてゆく。
やがて自分自身をも見失い登校拒否となり、大学中退を余儀なくされる。大学中退後、アルバイト生活に入るが、職場での人間関係がうま く作れず、仕事を転々とする生活を繰り返し続ける。そしてとうとう、一日中家に閉じこもるようになり、日毎の両親とのいざこざも絶えなくなってしまう。
そんな自分を思いつめた千華は、千葉県の水田へ、「誰か私を助けてください。」と書いた紙切れをペットボトルに詰め、「心のSOS」として置いてくる。
暫く して、この水田の持ち主でありペットボトルを拾った広瀬晋平から手紙が届く。その手紙の内容は真剣に千華のSOSに応えようとしていた。千華は、自分はどのような人間か、どうして他人と会うのが怖いのか、長い長い手紙を晋平に送った。こうして始まった千華と晋平の交流は、千華のひきこもり生活を徐々に変化させていくのだが・・・!

キャストは、主人公の千華役に実力派ミュージカル女優の新妻聖子、晋平役に『踊る大捜査線』などで人気の筧利夫、そして脇を固める俳優陣に秋本奈緒美松方弘樹中条きよし等々・・・
監督は「青いうた のど自慢青春編」などを作成した金田敬

原作は 旭爪あかね「稲の旋律」 私もこれを読んで、非常に感動しました。


そして、製作の意図として・・・

本映画の原作者である旭爪あかねは、自らの対人恐怖の苦しみや、ひきこもり生活の体験を、主人公千華に反映させている。日本の多くの若者に顕著に現れている現象、何ゆえ現代社会は苦しむ人々を生み出すのか、を本作品の大きな主題として、主人公の心の映像化を可能な限り試みたい。また、食と農業の問題も同じである。日本の食料自給率は39%程度である。安全性に疑問がある安い食品が海外から多く輸入されて、健康な体づくりの面で大いに問題である。食物アレルギーに苦しむ子供たちがいかに多いことか。映画を通じて食と農業の問題を掘り下げたい。そして、社会や自分の為に働く労働とは何か、労働の価値を見つめてみたいと思う。

いかがでしょうか?
様々な現代的テーマを内包するこの映画を、ぜひ多くの方と一緒に鑑賞したいと思います。
ぜひ多くの方のご参加お待ちしています。




三木労音 市民映画会「アンダンテ~稲の旋律~」

10月24日(月) 三木市立市民活動センター3F大会議室
①10:00 ②13:00 ③16:00 ④19:00 ※4回上映
[料金]<前売>1,000円 <当日>1,300円

☞前売チケットは下記まで
三木労音 0794-82-9775
市民活動センター 0794-82-0564
ジャズカフェベイシー 0794-85-7073
オンリーゆうカフェ 0794-87-2021

☞三木労音会員証提示でいずれも200円引
☞The Good Timesのカード提示でいずれも100円引
☞高校生以下は割引有。お問合せは三木労音事務局まで。
※上記割引の受付は三木労音事務局のみです。

 また割引の併用はできません。

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