2011年8月29日月曜日

【次回例会紹介】長谷川きよし&パトリック・ヌジェ

次回例会は、長谷川きよしさん(ヴォーカル&ギター)と、パトリック・ヌジェさん(ヴォーカル&アコーディオン他)のお二人のステージ。今回はお二人が作り出すステージの魅力について、メールでインタビューを行いましたので、お楽しみ下さい。
聞き手/小巻健(三木労音事務局長)




Q1.お二人でステージをされるようになったきっかけを教えて下さい。

パトリック・ヌジェさん(以下パトリック) ある日、テレビで長谷川きよしさんのライブを拝見し、長谷川さんに会いたいと思いました。偶然にも友人というか日本の息子というかアコーディオニストの桑山哲也が長谷川さんのライブで演奏していて、引き合わせてくれました。そのときにシャンソンをデビュー当時歌っていたと長谷川さんがおっしゃって、一緒にライブをいつかやりましょうということになりました。

長谷川きよしさん(以下長谷川) 共通の知り合いのミュージシャンに引き合わせてもらって、一度でこの人となら一緒に音楽が作れると感じました。ヴォーカリストとプレイヤーという両方の面を持っていること、心から音楽を愛していること、良いと思う音楽が共通していることなど、最高のパートナーだと思います。

Q2.音楽性やステージ作りなど、お二人が共演される際に大切にされていることを教えて下さい。

長谷川 二人でアイディアを出し合うだけで、全くスムーズにステージ構成が決まります。音楽に対してははっきりした主張を持っているのでそれを中心にして、観客に楽しんでもらえることに心を配っています。

パトリック 長谷川さんが弾かれるギターテクニックは高度で繊細なので、そのギターにいかに答えてマッチングする演奏をするかということです

Q3.パトリック・ヌジェさんから見た長谷川きよしさんはどんな方でしょうか。

パトリック 歌手であり、ギタリストであり本物のアーチストです。常に新しいものに挑戦し、ステージにも新しいアイデアを探している方です。一緒のステージは毎回楽しみです。

Q4.長谷川きよしさんから見たパトリック・ヌジェさんはどんな方でしょうか。

長谷川 僕にはない、人の心を和ませる才能があって、人間として尊敬できるし、音楽家としても超一流のミュージシャンです。

Q5.今回のタイトル「人生という名の旅」について、どのような思いでつけられましたか?

長谷川 二人が大好きな、90歳まで現役で精力的に音楽活動を続けて大往生を遂げたフランスのミュージシャン、アンリ・サルヴァドールが作った曲のタイトルなのですが、今までの人生を振り返って、これからの人生で何を目指して生きていくのかを考える年齢になった二人のコンサートのタイトルとしてはぴったりだと思いました。

Q6.最後に、三木労音の会員へひと言メッセージをお願いします。

長谷川 40年以上の歌手生活で、三木市では初めてのコンサートです。音楽で心が充たされて、幸せな気分になれるようなコンサートにしたいと思っています。

パトリック はじめて長谷川さんと一緒に三木市に伺います。みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。

ありがとうございました。9/28の三木労音のステージを心待ちにしています。



長谷川きよし プロフィール
1949年東京生まれ。2歳の時失明。12歳でクラシックギターを始める。小原佑公氏に師事。
1967年、友人の薦めで出場した、第4回石井好子事務所主
催シャンソンコンクールで入賞。これをきっかけに『銀巴里』などで歌い始め、シンガー・ソング・ライターとしてスタート。
1969年「別れのサンバ」で鮮烈なデビュー。比類なきギター・テクニックと歌唱力には定評がある。早くからシャンソン、サンバ、ラテン、ジャズ、ロックなどあらゆるジャンルの音楽を取り入れ独特のスタイルを確立した、ワールド・ミュージックというジャンルの先駆者。
2008年、レコードデビュー40周年の記念アルバム「40年。まだこれがベストではない」発売。2010年、フランス・ドイツ・イギリスの3カ国5都市8会場で初のヨーロッパコンサートツアー。ソロ活動では、全国の小さなライヴハウスにも出演、歌とギターのシンプルで奥深い音楽世界を追求し、ファンを魅了し続けている。

パトリック・ヌジェ プロフィール
7月17日パリ生まれ。フォンテンヌブローで育つ。4歳の時からクラシックピアノをはじめ、16歳で優秀賞を獲得。他にフルート、トランペット、アコーディオンな
ども習得し、自在に演奏する。
1990年から日本を拠点に音楽活動をはじめる。CMの出演や作詞、歌唱も多く、ハーゲンダッツショコラ、カリーヌーボー等のCMに参加。ドラマ「おいしい関係」のアルバムにアコーディオンで参加し、「ビストロスマップ」のテーマソングに使われていた。2005年、初めて台詞があるお芝居に挑戦。青山円形劇場の「アラカルト」に1ヶ月間ゲスト出演をした。ドラマ「拝啓父上様」の主題歌(森山良子)にアコーディオンで参加している。2007年秋吉久美子・風間杜夫主演「四季の庭」の音楽監督と奏者を務める。ゴンチチの楽曲にアコーディオンで多数参加。2011年2月NHKドラマ「TAROの塔」にアコーディオニスト役で出演。

【三木労音 9・10月例会】
長谷川きよし&パトリック・ヌジェ コンサート ~人生という名の旅~
9月28日(水)PM7:00開演
三木市文化会館小ホール
入会は三木労音事務局(TEL&FAX0794-82-9775)までどうぞ。

0 件のコメント:

コメントを投稿