2019年6月17日月曜日

【次回例会紹介】津軽三味線の新たな可能性を拓く、しなやかな才能あふれる女性デュオ!―津軽三味線デュオ 輝&輝(きき)

次回例会は、津軽三味線の世界で今注目を集めているデュオ、輝&輝(きき)のお二人にご登場いただきます!
今回のほわいえでは、お二人へのインタビューをご紹介します。
聞き手 小巻健(三木労音事務局長)
津軽三味線デュオ 輝&輝
武田佳泉(かなみ)さん(左)、白藤ひかりさん(右)



―お二人がそれぞれ津軽三味線を始めたきっかけを教えて下さい。

白藤ひかりさん(以下、白藤さん)祖母の勧めで9歳から三味線を始めました。

武田佳泉さん(以下、武田さん)14歳の時に中学校の芸術鑑賞会で、生で津軽三味線を初めて見たのがきっかけで始めました。

―どういった経緯で輝&輝を結成されましたか?

輝&輝 津軽三味線の全国大会で出会い、当時女性も少なかったこともあり、意気投合して大学進学の上京を機に2008年に結成しました。

―お二人にとって津軽三味線の魅力とはどういうところでしょうか?

武田さん 一つの楽器から色々な音色がでるところです。

白藤さん 同じ曲でも、奏者それぞれのアドリブで個性を発揮できるところです。

―輝&輝では伝統的な津軽三味線の枠を超えて、ピアノやベース、ドラムなど洋楽器とのコラボレーションや、オリジナル曲の創作を積極的に行なっておられますが、どのような思いでされていますか?

輝&輝 広い世代に津軽三味線を知ってもらえるようにという想いで曲づくりをしています。津軽三味線らしいアレンジを心がけています。

―影響を受けたアーティストを教えて下さい。

輝&輝 YMO、久石譲さんなどです。

―4月にCDメジャーデビューを果たされ、おめでとうございます。これからのお二人の夢を教えて下さい。

輝&輝 津軽三味線を世界の人が楽しめる楽器にすることです。

―今回7/18姫路労音、7/19三木労音の2公演にむけての抱負をお願いします。

輝&輝 会場と一体となって楽しめるコンサートにしたいと思います!津軽三味線を通して色々な音楽をお聴きください。
皆様にお会いできるのを楽しみにしております。



輝&輝 プロフィール
2008年に白藤ひかり、武田佳泉のふたりによって結成された本格派津軽三味線デュオ。それぞれが全国大会で日本一になった経験を持つ。
現在、関東地方を中心に全国的に活動を行っている。演奏曲目は古典である民謡から、POP調・ロック調を取り入れたオリジナル曲やカバー曲まで幅広い。津軽三味線ならではの迫力と、女性らしい繊細さを兼ね備えた表現を目指して日々精進している。 
全日本津軽三味線競技会名古屋大会デュオの部にて6度の優勝を果たす。
メディアにはこれまでに2008年日本テレビ「スッキリ」(白藤ひかり)、NHK名古屋放送「さらさらサラダ」(武田佳泉)、2013年NHKワールド「TOKYO EYE」、2016年中京テレビ「オードリーさん、ぜひ会って欲しい人がいるんです!」、テレビ東京「隅田川花火大会」に出演。
2015年には名古屋、兵庫、徳島、神奈川、東京にてホールワンマンライブツアーを成功、またももいろクローバーZ「桃神祭」ももクロ和楽器隊に参加。

白藤 ひかり HIKARI SHIRAFUJI
1990年(平成2年)福岡県北九州市生まれ。兵庫県川西市で育つ。駒澤大学卒業。9歳より祖母の影響で津軽三味線を始める。津軽三味線を福士豊秋師に師事。
2010年全国津軽三味線競技会名古屋大会 一般A級優勝
2019年津軽三味線日本一決定戦 日本一の部優勝

武田 佳泉 KANAMI TAKEDA
1989年(平成元年)愛知県稲沢市生まれ。国立音楽大学卒業。14歳の時に中学校の芸術鑑賞会で見た神谷茂良師の演奏に感動し津軽三味線を始める。津軽三味線を神谷茂良師に師事、津軽民謡を福士豊秋師に師事。
2011年津軽三味線全日本金木大会 一般の部A級優勝

オフィシャルサイト https://www.shamisenkiki.com

三木労音第171回例会
津軽三味線デュオ 輝&輝 KIKI
2019年7月19日(金)19:00開演
三木市文化会館小ホール
入会希望の方は、チラシ裏の入会申込書に会費2か月分(輝&輝例会から参加希望の方は6・7月分)と入会金(1,000円)を添えて、三木労音会員か事務局までお申し込み下さい。
ホームページからのお申込みはこちら→http://www.mikiroon.com/info.html
詳細は三木労音事務局 TEL 0794-82-9775、またはメールinfo@mikiroon.comまでお問い合わせください。

7/18姫路労音例会はコチラ

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