2017年3月22日水曜日

2017年度例会のご案内

お待たせしました!
4月から始まる新年度の例会が決定しましたので、お知らせします。


第158回例会(4・5月例会)
 ポルトガルギター&マンドリン マリオネット コンサート
 日時 2017年5月17日(水)PM7:00開演
 会場 三木市文化会館小ホール

第159回例会(6・7月例会)
 パーカッション・パフォーマンス ビート・ジャック
 日時 2017年7月26日(水)PM7:00開演
 会場 三木市文化会館小ホール

第160回例会(8・9月例会)
 ウーマン・オブ・ザ・ワールド
 日時 2017年9月7日(木)PM7:00開演
 会場 三木市文化会館小ホール

第161回例会(10・11月例会)
 松田昌のこれがピアニカだ!in 三木
 日時 2017年11月22日(水)PM7:00開演
 会場 三木市文化会館小ホール

第162回例会(12・1月例会)
 松野迅ヴァイオリンコンサート
 日時 2018年1月30日(火)PM1:30、PM6:30※2ステージ
 会場 県立三木山森林公園音楽ホール

第163回例会(2・3月例会)
 うないぐみ 沖縄のこころのうた
 日時 2018年3月26日(月)PM6:30開演
 会場 三木市文化会館小ホール

新入会はいつからでも歓迎!会員になるには入会金1,000円と2か月分会費を添えてお申込み下さい。ぜひ多くの方で感動を共有しましょう!!

2017年2月19日日曜日

【次回例会紹介】個性と融合~互いへの尊敬から生まれる至高のサクソフォン・アンサンブル ― トルヴェール・クヮルテットwith小柳美奈子

次回例会は、日本のクラシカル・サクソフォン界を長年リードし続けてこられたサクソフォン四重奏団、トルヴェール・クヮルテットの登場です!
今回のほわいえでは、トルヴェール・クヮルテットのソプラノサクソフォン奏者・須川展也さんのインタビューをご紹介します。
聞き手 小巻健(三木労音事務局長)

田中靖人   須川展也   彦坂眞一郎   神保佳祐   小柳美奈子



―まずは、「トルヴェール・クヮルテット」という名前の由来を教えて下さい。

須川展也さん(以下、須川さん)中世フランスの辻音楽師、街頭で政治や恋愛を歌い語った「吟遊詩人」のトルヴェールから名付けました。
僕たちもデビュー当時は街角でよく演奏していたので、中世フランスのトルヴェールにあやかって。

―クヮルテット結成への経緯、またメンバーについてご紹介下さい。

須川さん 正式に結成する前から時々アンサンブルをしていた3人の彦坂、田中、須川でカルテットを組もうという話になり、もう1人のメンバーを探していて、我々の師匠の故 大室勇一先生に相談をして、新井くんを紹介してもらいました。
4人ともソリストとしての活動もがんばっていて、個性豊かなメンバーです。さらに活かすために、結成2年ぐらいから、編成にピアノを入れる事を思いつきました。その時から小柳美奈子にピアノを弾いてもらってます。そこから、「個性と融合」をグループのモットーにして演奏を続けております。

―今年結成30周年を迎えられたとのこと、お祝い申し上げます。これまでトルヴェール・クヮルテットで取り組まれてきたことの中で、特に印象に残っていること、また演奏活動の中で大切にしてこられたことはどのようなことでしょうか。

須川さん 印象に残るのはたくさんありすぎますが、そうですね・・・
雨天決行でNHKの公開収録で、屋外でのコンサートが行われたことがありました。テントの下ではありながら、びしょ濡れになりながらも収録を続け、後から楽器は大変なことになりましたが(笑)、かなりハイテンションな演奏になり、たくさん再放送もされました。
グループとしては、なんといっても「個性と融合」のモットーを大切にしています。各々の個性をソリスティックに活かし、また、たった1つの楽器で演奏しているかのごとく、お互いを溶け合わせて響かせることを大切に演奏しています。
お互いを尊敬し、尊重することができていて、それをずっと支えにして演奏しております。

―あらためてサクソフォン四重奏の魅力、また聴きどころを教えて下さい。

須川さん もともと表情豊かな楽器であるサクソフォンが4本揃い、表現力を4倍にして、いろんなスタイルの音楽を自由自在に演奏できることです。
4本の響きが完璧にそろうと、とても美しい豊かなハーモニーを作ります。それはまるで祈りを捧げるようです。
躍動感をもった天上の響きです!



トルヴェール・クヮルテット プロフィール
1987年に結成、2017年には結成30周年を迎える、世界トップレベルのサクソフォン四重奏団。92年東京国際音楽コンクール第2位、第5回日本吹奏楽アカデミー賞「演奏部門」受賞。98年にはTV朝日「徹子の部屋」への出演を機にその存在を広く一般にも知られるようになる。2000年にはオランダでの日蘭国交修好400年記念演奏会に招かれ各地で絶賛を浴びた。
2001年発売のCD「マルセル・ミュールに捧ぐ」は、第56回文化庁芸術祭レコード部門で大賞という快挙を遂げた。EMI他から多数CDがリリースされている。最新CDは2014年発売の「With You」(イマジン・ベストコレクション)。また2017年2月に30周年記念CDを発売予定。
「個性と融合」をコンセプトに、コンサートではサクソフォンのためのクラシカルな作品から、トルヴェールならではのオリジナル編曲作品までを展開。ボーダレスな活動内容が幅広い層に圧倒的な支持を得続けている。また、その音楽性と驚異的なテクニックによる緊密なアンサンブルが、最高峰のサクソフォン・クヮルテットとしての評価を揺るぎないものとしている。

メンバープロフィール
■須川展也(ソプラノ・サクソフォン)  Nobuya SUGAWA, Soprano Sax
東京藝術大学卒業。第51回日本音楽コンクール、第1回日本管打楽器コンクール最高位受賞。02年NHK連続テレビ小説『さくら』テーマ演奏。名だたる作曲家への委嘱曲がSaxの新たな主要レパートリーとして国際的に広まっている。89-2010年まで東京佼成ウインドオーケストラのコンサートマスターを務めた。最新CDは2016年発売の「Masterpieces」。ヤマハ吹奏楽団常任指揮者、静岡市清水文化会館音楽アドヴァイザー&マリナート・ウインズ音楽監督。東京藝大招聘教授、京都市立芸術大学客員教授。使用楽器:ヤマハYAMAHA YSS-875EXG

■彦坂眞一郎(アルト・サクソフォン)  Shin-ichiro HIKOSAKA, Alto Sax
東京藝術大学大学院修了。安宅賞受賞。CBSソニー「ザ・ニューアーティスト・オーディション '88」においてFM東京賞、クリスティン・リード賞受賞。99年東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C」出演。上野学園大学教授。また「裏サックス」メンバーとしても活動中。最近のCDは、08年発売の新井靖志とのデュオによる「6つのカプリス~2本のサクソフォンのための作品集~」、09年発売のソロCD「明日の方へ」(共にマイスター)。使用楽器:セルマーシリーズⅡGP

■神保佳祐(テナー・サクソフォン)  Keisuke JIMBO, Tenor Sax
群馬県出身。昭和音楽大学卒業、同大学音楽専攻科修了。卒業時に同大学の卒業演奏会に出演。JTアートホール主催公演や富士山河口湖音楽祭等に出演。アウトリーチ活動も積極的に行っている。ソロ、アンサンブルをはじめ、在京オーケストラ・吹奏楽団のエキストラとして様々な公演や録音に参加。東京芸術劇場による芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミーに第一期生として在籍中。サクソフォンを大津立史、新井靖志、有村純親に師事。使用楽器:セルマーシリーズⅢGP
※トルヴェール・クヮルテット結成時よりテナー・サクソフォンを務めていたメンバーの新井靖志が、2016年9月9日、脳出血のため永眠いたしました(享年51歳)。代わりまして、本公演は神保佳祐が出演させていただきます。

■田中靖人(バリトン・サクソフォン)  Yasuto TANAKA, Baritone Sax
国立音楽大学卒業、矢田部賞受賞。在学中に第1回日本管打楽器コンクール2位、第4回同コンクール1位受賞。CDは「管楽器ソロ名曲集」(日本コロムビア)の他、「ラプソディ」、「サクソフォビア」(東芝EMI)、「ガーシュイン・カクテル」(佼成出版社)、「モリコーネ・パラダイス」(EMI)をリリース。03年和歌山県より「きのくに芸術新人賞」受賞。現在、愛知県立芸大講師、昭和音楽大講師、東京佼成ウインドオーケストラのコンサートマスター。使用楽器:ヤマハYAMAHA YBS-62Ⅱ 

■小柳美奈子(ピアノ)  Minako KOYANAGI, Piano
東京藝術大学卒業。伴奏のイメージを変えてしまうアンサンブル・ピアニスト。様々なプレイヤーの呼吸の機微を読み取り、それに寄り添うしなやかな感性を数多くの公演、録音で発揮している。吉松隆「サイバーバード協奏曲」の準ソリストとしてフィルハーモニア管他多くの楽団と共演。須川展也、トルヴェールQの共演者としてのキャリアも長く、多くの録音に参加。パーカッションの山口多嘉子とのデュオ「パ・ドゥ・シャ」でCDを発表。トリオ「YaS-375」メンバー。



三木労音第157回例会
トルヴェール・クヮルテット with 小柳美奈子(ピアノ)
2017年3月27日(月)19:00開演(18:30開場)
三木市文化会館小ホール
入会希望の方は、チラシ裏の入会申込書に会費2か月分(トルヴェールQ例会から参加希望の方は2・3月分)と入会金(1,000円)を添えて、三木労音会員か事務局までお申し込み下さい。
ホームページからのお申込みはこちら→http://www.mikiroon.com/info.html
詳細は三木労音事務局 TEL 0794-82-9775、またはメールinfo@mikiroon.comまでお問い合わせください。

2017年1月25日水曜日

壮大、超絶、感動!神田将さんのエレクトーン再来!

先日1月22日(日)に、2014年4月例会で多くの会員に感動と衝撃を与えた神田将さんの、約3年ぶりの待望の再演が実現しました。

第1部の神田さん

2回目となる今回のプログラムは、オペレッタ、映画音楽、ジャズ、そしてクラシックの大曲と、神田さんご自身も楽しみとおっしゃるほど、バラエティに富んだボリューム満点の選曲をしていただきました。
難易度も大変なもののように思いましたが、それを弾ききってしまう神田さんは本当にスゴイ!
神田さんご自身も「一人オーケストラ」と称されるエレクトーンですが、今回のプログラムは普通オーケストラの1回の公演では絶対演奏できない内容の豊富さと多彩さで、前回よりましてエレクトーンの本領発揮といった感がしました。

第2部の神田さん

神田さんは演奏はもちろんですが、曲間のトークもとても好評。
緻密かつダイナミックな演奏のあとに、ユーモアを交えて作品などについてお話されると、より演奏が身近に感じられ、さらに会場が沸きました。
終演後は皆さん前回同様興奮した様子で客席から出て来られ、アンケートでも再び満足度が大変高い結果となりました。


終演後に三木労音事務所で、神田さんを囲んで交流会の時間を持たせていただきました。
そこでも演奏にむけての様々な裏話をお聞きし、神田さんの音楽にかけるストイックさと求道の姿勢にあらためて感嘆し、大変有意義な時間をいただくことができました。

「次回は20年後に」と神田さんはステージで冗談めかしておっしゃいましたが、そんな開かないうちに再度お越しいただきたいですね!
神田さん、ありがとうございました!!

2017年1月6日金曜日

年末サークルフェスティバル2016も盛り上がりました!

2017年になりました。
明けましておめでとうございます。皆さんどのようなお正月を過ごされましたか?

さて、遅くなりましたが昨年末に開催した「サークルフェスティバル2016」のご報告です。
今回はクリスマスと重なったことなどもあり、例年に比べて出演者の人数が少なかったのですが、当日は多くの方が足を運んでくださり、おかげさまで用意したパンフレットが足りなくなってしまうくらい盛況で楽しい会となりました。

それではステージ出演を中心に振り返ってみましょう。
今回も昨年と同じコンビが、息の合った(?)掛け合いで進めて下さいました。
まずは1番、三味線演奏「恵友会」から。
松をバックに、キリッと締まった演奏でした。
続いて2番、「グリーンヒルギターアンサンブル」。
お馴染みの曲を優しいギターの音色で届けて下さいました。
続いて3番、フラダンスの「LeaLea」。
 3年目となり自信あふれる堂々としたダンスでした。
4番目、シャンソン歌唱の樹庭夢さん。
いつも素敵なお声。今回も珍しいシャンソン曲を紹介して下さいました。
5番目は初出演の「月むすび」。
アカペラの歌にのせて即興での舞踊、独特の世界を作って下さいました。
6番目、こちらも初出演の「よさこい恋(灯)ともしび」。
元気いっぱい、掛け声もエネルギッシュなよさこい踊りで、会場を魅了しました。
1部最後の7番目、サックス4重奏の「眞-shin-」。
見た目も楽しいクリスマスの着ぐるみで、ラテンやジャズの曲をカッコ良く演奏して下さいました。

お昼は模擬店で昼食&楽しいお買い物。
そして昼食と2部の合間に、来年の三木労音例会候補にあがっているアーティストの映像を見て、皆さんから意見をいただきました。初めての試みです。

そして2部はプログラム8番目の三線「ザ・ネージーズ」から再開。
大人数で、明るい三線の音色と唄を披露して下さいました。
続いて9番目は「オカリナやまびこ」。
温かいオカリナの音色が会場いっぱいに広がりました。
10番目、初出演のハーモニカ演奏をして下さいました藤本招吾さん。
本格的な無伴奏演奏で、その腕前に驚かれた方もたくさんいらっしゃいました。
続く11番目も初出演のヴォーカル&ギターの「ウタノツバサ」。
素敵な歌にのせて、心温まるメッセージを観客の心に届けて下さいました。
12番目、フラダンス「プアプア」。
LeaLeaの姉貴分的グループで、優雅な舞いに見とれました。
ステージ出演最後は、13番目のはやしぶんきちさん。
女性が歌うシャンソンの名曲を、ファーをまとって歌いあげて下さいました。

そして今回のプログラム最後は、会場いっぱいで歌う「うたごえコーナー」。
バンドは各出演グループからの有志でつくるこの時だけの特別編成でお届けしました。
クリスマスソングや季節の歌など、いろんな歌をうたいましたが、途中には今年は出られなかった「あおみかん合唱団」のメンバーも加わって、神鉄唱歌をみんなで歌いました。
最後は「太陽をつかまえよう」を会場全員で輪になって踊り、歌い、楽しくフィナーレを迎えました。

たくさんの方が集い、あったかな交流ができた2016年のフェスティバル。
2017年も始まりましたが、今年も年末にできることを目指して活動していきましょう!!

2016年12月13日火曜日

【お知らせ】新年第1弾ミニ企画 歌手・エッセイストの八木啓代さんによるトークライブを開催します!

さて今年も残り半月少々となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
年が開けて新年第1弾のミニ企画をお知らせします。
今回は神戸での開催です。


フィデル・カストロの訃報を受けて・・・
今、あらためてキューバを語る
講師:八木 啓代(のぶよ) (歌手・作家・エッセイスト)

2016年11月末の逝去報道以来、日本のメディアには様々なカストロ評価が流れました。英雄から独裁者まで両極端な評価がなされる中、そもそもキューバとはどのような国であるのか、アメリカ合衆国の長期にわたる干渉、経済制裁、あるいはソ連の消滅など幾多の困難に見舞われながらも倒れることなく歩み続けるキューバの強さを支えるものは何なのか。そこにはこれからの日本を考える上でのたくさんのヒントが詰まっているのではないでしょうか。
歌手としてキューバの文化人との親交も厚い八木啓代さんを講師に迎え、既存のメディアとはまた違った切り口で、キューバの様々な面を語っていただきます。

【八木啓代プロフィール】
大阪出身。メキシコ留学中に歌手としての才能を認められてクラシックを学ぶ一方、メキシコ・キューバ、中米各地を放浪し、ガイドブックの執筆に加わるなど、バックパッカーとして伝説的な存在になる。1987年には、日本人としてほぼ初めて、キューバ一周自由旅行を敢行。日本で初めてのキューバガイドブック「地球の歩き方キューバ編」執筆。またこの頃ポピュラーに転向し、メキシコシティとキューバ・ハバナを拠点に作曲やソロ・ヴォーカリストとしての活動も開始。現地でのCDリリース始め中南米各地での公演活動も多く、いずれも高い評価を得ている。著書も多く、「禁じられた歌(晶文社/日本図書館協会選定図書)」、「ラテン女のタフで優雅な生き方(大和出版)」、「危険な歌(幻冬舎文庫)」、「喝采がお待ちかね(光
文社文庫)」「ラテンアメリカくいしんぼひとり旅(光文社文庫)」「MARI(幻冬舎)」「ラテンに学ぶ幸せな生き方(講談社+α新書)」を上梓。共著に「キューバ音楽(青土社)」「検察崩壊 失われた正義(毎日新聞社)」「リアルタイムメディアが動かす社会(東京書籍)」などがある。
 

日 時 2017年1月5日(木) 18:30~20:30
会 場 六甲道勤労市民センター5F会議室E(JR六甲道駅南接)
参加協力金 1,000円

主 催 三木労音
お申込み 電話 0794-82-9775(三木労音事務局) ・ 090-6066-3567(平位)
メール info@mikiroon.com

2016年12月6日火曜日

【次回例会紹介】驚きと感動から約3年・・・ たった一人のオーケストラサウンドが、再び三木で!神田将 YUKI KANDA エレクトーンリサイタル

次回例会は、2014年4月の例会で大好評を博したエレクトーン奏者の神田将(ゆき)さんに再びご登場いただきます!
今回のブログ記事では、神田将さんのインタビューをご紹介します。
聞き手 小巻健(三木労音事務局長)

神田将さん(エレクトーン奏者)



―前回から約3年弱の年月が経ちましたが、この数年で神田さんもさらに様々な方面でご活躍をなさったとお聞きしています。その中から思い出に残るエピソードをいくつかご紹介いただけますでしょうか。

神田将さん(以下神田さん) 再び三木労音の例会にお招きいただき、ありがとうございます。あれからもう三年近い年月が流れたのですね。まるで昨日のことのようです。当時は、まだ労音とのお付き合いが始まったばかりでしたので、皆さまに喜んでいただくにはどうしたらいいか、確固たる自信が持てないままに舞台に立っていた気がします。その後、労音での演奏機会は全国に広がり始め、行く先々で熱狂的に迎えていただいており、すべてが大切な思い出ですが、特にというものを挙げるとすれば、加古川労音での第九と、それに続く韓国での第九です。いつもはひとりで全力を尽くす舞台が多いのですが、第九は一般市民も含め、多くの人が力を寄せ合って成功させる舞台です。それぞれがいろいろな思いを持って取り組んでいて、プロだけの世界とはまったく違う達成感や共有感がありました。音楽のすばらしさを理屈抜きで経験できたのは最高の思い出です。

―音楽観や演奏などについて、ここ数年で変化されたこと、またこれから目指していかれることなどお聞かせいただけますか。

神田さん すべての芸術家は常に浮き沈みとの闘いです。それは人からの評価というより、むしろ自分自身とどう対峙し、それまでの自分をどう超えていくかというものですが、どんなに挑んでも、まったく成果の出ない時期があります。私の場合、たいてい10年に一度、大きな波がやってきますが、それがまさにここ数年のことでした。その波が去ると、突然視界が開け、まっすぐに道が伸びているのが見えてきます。滞っていた計画や人間関係がにわかに動きだし、まるでこうなることがあらかじめ決められていたのかと思うほど、なるようになっていくから不思議です。
今まではよりよい音楽を奏でるための素材集めと精神修行に没頭してきましたが、霧が晴れた今、そろそろ培ったものをきちんと咲かせていきたい、腰を据えてより丁寧で深みのある演奏をしていきたいと思うようになりました。私ももう50才。年代もののシングルモルトのように、よどみのない色と、ゆたかな香りを醸したいもの。今こそ、人生で最高の演奏をする時なんだと思います。

―今回のプログラムについて、神田さんの思いをお聞かせください。

神田さん 今回のプログラムは、三木の皆さまのためのスペシャル版です。他では弾かないものが多く並んでいて、自分自身、とても興味深く感じています。
前問にあった数年の変化を実感していただくには、前回と同じ作品を演奏するのも面白いかもしれませんが、今回は思い切って幅を広げてみました。前半は、新年の華やぎを皆さまと共有できるよう、映画ありジャズありの盛沢山。これらには若々しくエネルギーに溢れた演奏が欠かせませんので、今から心身をリフレッシュしていきたいと思います。後半は、2015年1月に東京労音主催で実現した東京文化会館でのリサイタルと同等の曲目を演奏します。あれから二年、このプログラムは世界中で演奏してきました。
クラシックきっての名曲を、ひとりで演奏するからこそ実現できる切り口でお届けします。どうぞご期待ください。

―最後に再び会員の皆さんへメッセージをお願いします。

神田さん 三木労音の皆さまの取り組みは、いつも風のうわさに聞いています。この夏には沢田研二さんの例会を成功させたと聞き、そのパワーに圧倒されました。本当に素晴らしいと思います。そして、再度私にもチャンスを下さる心意気がまた素晴らしい!魅力的な音楽家は星の数ほどいるのに、また呼んでくださったのですから、私もそれによい演奏でお応えします。
1月の例会は寒い日でしょうけれど、終演後にはホットな気分でお帰りいただきたいと思います。それでは1月にお会いしましょう!



神田将 YUKI KANDA プロフィール
たった1台のエレクトーンでフルオーケストラに迫るサウンドを奏で、電子楽器の常識を覆したエレクトーン奏者。特にクラシック作品の演奏を得意とし、独自の技術と高い音楽性が絶賛されている。
2009年より仙台クラシックフェスティバルに8年連続出演。2013年、2014年には霧島国際音楽祭に出演。また、中国上海国際芸術祭への出演を機に、海外音楽祭への参加やリサイタルも増え、日本生まれの楽器であるエレクトーンを演奏する日本人音楽家として各国で人気を博している。国内では、ソロコンサートや一流アーティストとのアンサンブルの他、第九演奏会やオペラ上演でのオーケストラ担当、全国の小中学校への訪問コンサートなども積極的におこない、エレクトーンの可能性を広げるための努力を重ねている。2014年に演奏家活動20周年を迎え、2015年1月には労音主催による20周年リサイタル(東京文化会館)を成功させた。2015年、2016年加古川労音第九演奏会、2016年韓国昌原市第九演奏会、その他、労音コンサートにも多数出演。
2017年3月11日には、50才を記念したリサイタル(東京文化会館)が予定されている。

神田将ホームページ http://www.yksonic.com


三木労音第156回例会
神田将 YUKI KANDA エレクトーンリサイタル
2017年1月22日(日)14:00開演(13:30開場)
三木市文化会館小ホール
入会希望の方は、チラシ裏の入会申込書に会費2か月分(神田将例会から参加希望の方は12・1月分)と入会金(1,000円)を添えて、三木労音会員か事務局までお申し込み下さい。
ホームページからのお申込みはこちら→http://www.mikiroon.com/info.html
詳細は三木労音事務局 TEL 0794-82-9775、またはメールinfo@mikiroon.comまでお問い合わせください。

2016年11月25日金曜日

12月は毎年恒例の「サークルフェスティバル」です!


来週になるといよいよ12月。2016年もあと1か月と少しを残すのみとなりました。
三木労音では毎年この時期になると、恒例の「会員を中心とした手作りのお祭り」サークルフェスティバルが近づいてきます。
去年の様子はコチラ→http://mikiroon-blog.blogspot.jp/2015/12/2015_27.html
今年もすでに多くのグループから出演・出店のエントリーをいただいており、賑やかになること間違いなし!
2016年の締めくくりに、皆さんで一緒に楽しいひとときを過ごしましょう♪

日時 12月25日(日)10:30~15:00
会場 三木市立市民活動センター3F大会議室
入場無料!どなたさまもお気軽にお越し下さい♪

*ステージ出演*
ウタノツバサ(ヴォーカル&ギター)
江戸芸カッポレ(踊り)
オカリナやまびこ(オカリナ演奏)
グリーンヒルギターアンサンブル(ギター合奏)
恵友会(三味線民謡)
ザ・ネージーズ(三線弾き歌い)
樹庭夢(シャンソン)
眞 -shin-(サックス四重奏)
月むすび(声とからだのパフォーマンス)
はやしぶんきち(アコーディオン弾き語り)
藤本招吾(ハーモニカ)
プアプア(フラダンス)
よさこい恋「灯」(よさこい踊り)
レアレア(フラダンス)
※当日の演奏順ではありません。

*模擬店出店*
海の幸店(海産物)
カレーハウスmoimoi(カレー)
Ka~Zuー(寿司)
産直野菜とさとの会パクパク(野菜&餃子)
茶店わのもり(軽食)
縁起物の店(正月飾り)
草加野文庫(コーヒーと手作り陶器)
蚤の市(不用品バザー)
ゆるカフェジャスミン(手作りパン)
yokoのハンドメイド雑貨(ポーチ、ミニバッグ他)


※Googleマップでは「三木市立会館福祉会館」と表記されていますが、正しくは「三木市立市民活動センター」です。