2018年6月17日日曜日

自然の中を鳥のように自由に羽ばたく、心も軽やかになる口笛の世界―柴田晶子さん(口笛奏者)

次回例会は、「口笛」奏者の柴田晶子さんにご登場いただきます。
今回は、柴田さんへのインタビューをご紹介します。
聞き手 小巻健(三木労音事務局長)




―口笛というと、多くの方が普段何気なく吹いていますが、柴田さんがコンサートで演奏する口笛は吹き方が違うのでしょうか?

柴田晶子さん(以下柴田さん)基本は一緒です。私が小さい頃から吹いていた口笛と今吹いている口笛は、ほとんど吹き方は一緒です。ただ毎日練習していく中で、だんだんと無駄な力が抜けて口の周りの筋肉がほぐれてきて、少しずつ音域も広がり、通る音色が出るようになりました。あと無駄な力が抜けると空気も無駄遣いしなくて長く吹けます。あと口笛は吸いながらでも音が出ますので、ヴァイオリンの速い曲など、息継ぎをする瞬間がない曲の時はそういう技を使ったりします。
よく「口笛コンサート」と字面で見ても想像つかないと言われますが、映像や録音で聴くよりも、実際生で聴いてもらうのが一番よく分かっていただけると思います。空気の振動なども関係あるのでしょうか。なるべく生演奏の機会が増えていくといいなと思っていますので、今回三木労音での演奏機会は大変ありがたいです。

―柴田さんは国際口笛コンクールで2回優勝されていますが、どのようなコンクールですか?

柴田さん この大会は1974年にアメリカのノースカロライナ州ルイスバーグという小さな町で始まりました。実は先日のGWに日本で大会が行われたばかりで、そこにこの大会の第1回をご存じのレジェンドがアメリカから来られ、口笛の歴史を話して下さいました。初めは町興しのようなアットホームな歌声コンテストだったのですが、そこに一人口笛を吹いた人が現れ、それが面白くて次々と現れ、次第に口笛だけの戦いに(笑)。それがだんだん世界中からも参加者が来られるようになったというのですから凄いですよね。
大会は2年ごとの開催で、アメリカでは41回まで続いたのですが、主催者の高齢化でこれ以上継続できないとなったところ、止めてしまうのはもったいないと、アメリカの次に愛好家が多い日本が2014年からバトンタッチ。これまで2016年、そして今年2018年と開催してきました。私も審査員として運営に関わっています。まだあまり知られていないですけど、すごくマニアックな世界で、年を追うごとに海外からの参加が増えてきています。
ちなみに私が初めて優勝した2010年は、アメリカ以外にいろんな国で開催していた時期で、初めて中国で開催された時でした。中国の方は、声が大きいのと同じで口笛の音量もすごく大きく、ビブラートの感じも違います。また最近インドの方も多く出てこられるのですが、インド音楽の独特の節回しを口笛でされ、あれは真似できない面白さです。それぞれお国柄が出るので、それも国際大会ならではの面白さです。
大会にはいろんな部門があります。まずはクラシックとポピュラーからそれぞれ1曲ずつ吹いて、総合得点で順位を決めるのが本筋なのですが、それ以外にも楽器を自分で伴奏しながら口笛を吹く部門や、踊り、歌、寸劇などを取り入れるなど、口笛を使うパフォーマンスであれば何でもいい(?)部門というのもあります。今までに見た中ですごいなと思ったのは、ダブルホイッスルといって、舌を真ん中に挟み口の両端から違う音を出して一人でハモる技、また声と口笛を同時に、それも声でベースラインを歌いながら口笛でメロディーを吹く技です。人間の可能性は無限だという感じで面白いですね(笑)。大会も本選は皆ストイックに練習してきた曲をやりますが、そうしたちょっと笑える部門もあったり、フェスティバルのような要素もたくさんあって面白いのですよ。

―柴田さんが口笛奏者を選んだきっかけは?

柴田さん 私は以前、会社員をしていたのですが、その傍ら趣味で口笛教室に通っていました。きっかけは、口笛世界大会で日本人が活躍しているという新聞記事を、母がたまたま見つけてくれたことです。「あなたそういえば小さい頃から口笛が得意だったよね」と母が言ってくれたのがきっかけで。その世界大会優勝者の分山貴美子さんのコンサートを聴き、口笛でコンサートができるということにすごく衝撃を受けました。それからインターネットで口笛教室を見つけ、のめり込んでいきました。
それまで「これが自分の特技だ!」ということがなかったので、その時はすごく嬉しかったです。一方で仕事のほうはうまくいかず、精神的にすごく疲れてきていた時期で、自分の人生ってこれでいいのかなと思い始めていたところでした。そんな迷っていた時に母に相談すると、楽しいって思う方を選んだ方がいいんじゃないと言われて、それは口笛だと(笑)。思い出せばそういう一言も影響大きかったですね。それがちょうど今から10年前だったと思います。2008年に仕事を辞め、それから本気になって次のコンクールで優勝したいと一日何時間も練習し、2010年に優勝。次の2012年にもう一度チャレンジし、2度目の優勝。これで気持ちがすっきりして、演奏活動に積極的になりました。現在、口笛だけで演奏活動をされている方は10人ぐらいいらっしゃいますが、音色で誰の演奏か分かるぐらいに、スタイル・方向も違います。その違いが分かってもらえるくらいに愛好家が広まるといいなと思うのですけどね(笑)。


―演奏活動を10年間されてきた中で、印象に残っていることは何ですか?

柴田さん 面白かったのは、動物病院で犬に向かって吹いたこと(笑)。あとビニールハウスで野菜に吹いてくれって言われたこともありました(笑)。
あと自然の環境の中で口笛ってマッチするのですよ。秋田のサンドクラフトイベントで、砂浜に作られた大きい砂のステージで沈む夕日をバックに吹いたり、福島で樹齢百年以上の欅がいっぱい生えている「ケヤキの森」の中で、鳥が反応したり風が葉を揺らす音の中で吹いたり。あと、岩手県の猊鼻渓(げいびけい)という観光名所の川下りイベントの船上で演奏した時は、両側の崖に口笛の音がよく響いて感動しました。
また以前、民俗学の先生に伺ったお話が印象的でした。口笛を夜吹くと泥棒やヘビを呼ぶからいけないという言い伝えは有名ですが、他に神様を呼ぶ儀式で口笛のようなものを使うという伝統もあったようで、口笛の音色は精神的なものと繋がっているという解釈があるようです。そういう(文化学的な)所は今からでも少しずつ調べていきたいと思っていますが、人生かけても終わらないかもしれないですね(笑)。

―口笛奏者として心がけておられることは?

柴田さん 先ほどお話ししたように私にとって苦しい時期を口笛の音色で安心できたっていうこともあり、気持ちが弱っている時にサポートできるような音色でいたいと思っています。たまに「悲しいことがあったけど、励まされました」という感想をいただけることがありますが、とても嬉しいですね。あとは純粋にこの音色の響きを大切に。例えば小さい音で長く伸ばす時、一番緊張感を持って吹いています。「この音の切れ目まで美しく吹きたい」とか。
あと自分に合った選曲って結構難しいのです。口笛は人によって得意な音域・奏法って違うのですが、コンクールなどでもそれがすごく活かせる曲を選べた人はやっぱりいい順位ですね。自分にできないことを頑張ると苦しくてミスしたりしますが、ピッタリ合う曲をその人の本来の力で吹いているとすごくいいと、審査員をやっていて気づきました。その方なりの音色、本当にこの曲が好きなのだな等が伝わってくると心に響きます。そんな気持ちを思い起こすためにもコンクールの審査員は、私にとっては初心に戻るいい機会です。

―口笛のこれからの可能性は?

柴田さん フィギュアスケートと口笛ってすごく合うと思うのですよ。あのスケートの残る線と口笛の音色が、すごくマッチすると思うので、いつかフィギュアスケートの選手のどなたかが口笛の曲を使ってくれないかなと思っています。
あと口笛は誰でもすぐに試せるのがいいですね。コンサートでは客席の方にも吹いてもらう場面もつくっています。そうするとコンサートの休憩中や、終わった後のロビーで、あちこちから口笛の音(笑)。私はそれが面白くて、しめしめと思っています(笑)。私も音楽の勉強をしていたのではなく、会社員の傍らたまたま口笛と出会い、こんな面白い世界がこんなところに転がっていたと気づきました(笑)。その面白さを他の人に気づいてもらえるのに一役買いたいですね。

―最後に三木労音の会員のみなさんへ

柴田さん 三木労音はいろんなジャンルの音楽、いろんなパフォーマンス、いろんな国の文化を見られるのですね。自分で探していくと限界があるけれど、企画にいろんな人の意見が入るとそれだけ世界が広がると思うので、すごいなと思います。また運営をみんなで回されているのも面白いですね。同じスタッフでやっていくと疲弊してしまいますが、順番に回ってくると新鮮だし面白味もあるし。お客さんと違う立場で関わってみるのも面白いですね。私も三木に住んでいたら入りたい(笑)。
あと今回ご一緒するピアノの松田光弘さん、パーカッションのKAKUEIさんのお二人も、それぞれソロでも活躍している面白い方々で、個性がすごく強い(笑)。私って自分で言うのもなんですけど割と真面目なタイプなので音色も真面目なのですが、お二人はそれぞれ全然違うタイプなので、三人の違いが合わさるとまた新しい響きになったり、そういった生のアンサンブルにもぜひご期待下さい!

2018.5.23 名古屋市内にて取材(中央が柴田さん)



出演者プロフィール

柴田晶子 Akiko Shibata(口笛)
数少ないプロの口笛奏者として全国・海外で演奏活動を行っている。
国際口笛コンクールにおいて2010年(中国)/2012年(アメリカ)女性成人部門総合優勝、近年は大会審査員を務め、また2014年には最も活躍した口笛奏者に贈られる「Entertainer of The Year」を受賞。2011年からは毎年ヨーロッパ・アジアでも演奏し各地で好評を博す。
3オクターブという広音域と、あたたかみのある澄んだ音色に定評がある。
日テレ「嵐にしやがれ」、NHK「ひるまえほっと」、TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」等への出演や、CMやドラマ・映画のBGMに採用される等、多方面で活躍している。

松田光弘 Mitsuhiro Matsuda(ピアノ)
2001年ディズニーシーのオープニングミュージシャンを経て、2003年ボーカルとのユニット【REALBOOK】でコロンビアからメジャーデビュー。作詞作曲ピアノを担当。
ジャズとポップスを融合させたそのサウンドは高い評価を得ている。ピアニストとしての活動も多岐に渡り、ホール、ライブハウス、ホテル、クラブを中心に演奏してきた総ステージ数は2万回を越える。
2014年RealRecordsEntertainmentを立ち上げ、音楽プロデュース・楽曲制作などの活動も精力的に行っている。

KAKUEI(パーカッション&パチカ)
大学在学中にアサラト又はケスケスと呼ばれるアフリカ原産の打楽器との出会いによりリズム世界への追求を志す。
1996年より"PATICA"(パチカ)の商品化の企画・製作・開発に携わる。国内のみならず海外にも積極的に出向き、パチカの普及活動と同時に、パーカッショニストとして多くのミュージシャンとのセッションやサポートにも従事する。特にoverground acoustic undergroundのバンドメンバーとしてアルバムを4枚リリースし、全国でライブ活動を行っている。


三木労音第165回例会
柴田晶子 口笛コンサート
2018年7月20日(金)19:00開演(18:30開場)
三木市文化会館小ホール
入会希望の方は、チラシ裏の入会申込書に会費2か月分(柴田晶子口笛コンサート例会から参加希望の方は6・7月分)と入会金(1,000円)を添えて、三木労音会員か事務局までお申し込み下さい。
ホームページからのお申込みはこちら→http://www.mikiroon.com/info.html
詳細は三木労音事務局 TEL 0794-82-9775、またはメールinfo@mikiroon.comまでお問い合わせください。

2018年6月8日金曜日

三木労音 第28回定期総会を開催しました!

先月5/27(日)、三木市立市市民活動センター1F多目的室にて、24サークル、3準サークル、3個人の計42名の参加で開催しました。
今回の午前中の総会で一番の大きな変化は、会長の交代でした。これまで11年間会長を務めていただきましたみきんばサークルの宮永諄子さんが退任(引き続き運営委委員は継続)、これまでも運営委員として会を支えてこられたダハイムサークルの米林和敏さんを新会長に選出しました。

その他では、昨年2017年の活動報告の中で、結成当初からの会員であるコアラサークルの三山さんと、昨年個人で入会された堀内さんのお二人に、それぞれ例会運営を担当された感想を発表していただきました。

昼休憩時は、恒例の袖岡さんの食事、和田さんのお菓子と、二人の福会長による手作りの食べ物で和やかなひと時。

また今回の総会に向けて実施した「クイズde三木労音」の当選者を発表。
ラ・ルピナスサークル司馬さん、ぱせりサークル久保田さん、こだまサークル平田さんの3名が全問正解当選し和田副会長のお菓子セットが贈られました。

午後は来年3月に例会にご出演いただく和楽器演奏集団「独楽(こま)」の代表・植木陽史さんのお話を聞きました。
故郷の観音寺市(香川)を出て、鬼太鼓座へ入座、その後大阪で京極流津軽三味線を習い独楽結成、現在に至る道程を、スライドとユーモアを交えながら楽しくお話いただき、最後には津軽三味線の迫力ある生演奏も聞けて、例会がとっても楽しみになりました。
植木陽史さん、ありがとうございました!

2018年5月24日木曜日

6人のナイスガイ、音楽のセーラーマン三木に現る!

先週の5月16日(水)、今年度初の三木労音例会として北欧ノルウェーから来日された6人の男性グループ「ストーム・ウェザー・シャンティ・クワイア」のコンサートを開催しました。
「シャンティ」は大型船の船乗りが古くから歌い継いでいる労働歌で、厳しい航海を力を合わせて乗り切るために声を合せて歌う歌だけに、とてもパワフルで元気が出る歌です。
そんなシャンティをロックのリズムに乗せて今に伝えるべく活動しているのが、ストーム・ウェザー・シャンティ・クワイアです。
今回は3回目の来日で、ツアーの一環で三木労音例会にもお越しいただくことができました。

<開演前の歓迎会>
当日、姫路から車に乗って三木に来られたメンバーは、三木山森林公園でジョギングをしてから会館に到着。さすが体力作りに余念がないですね!

<宮永会長の開演前の舞台前あいさつ>

コンサートは力強い曲、激しい曲、切ないバラード・・・様々な曲調のシャンティを楽しめました。
また時にはカタコトの日本語を交えて客席と一緒に掛け声、歌、手拍子などを交わし盛上り、飽きることない2時間でした!
リーダーの力強いソロの後に続くコーラス、どれもとてもカッコよく、さながら音楽による大海原の航海をしたような気分。海の男たちのロマンと哀愁を感じましたね。
今回も三木労音では初めてのジャンルを体験しましたが、一流のアーティストによる生演奏は私たちに新たな世界を見せてくれることを再認識しました。
三木の後も東京、千葉、愛知、そして北海道と、各地で素晴らしい感動の嵐を巻き起こし、今回の日本航海も大成功裡に終えたとのことです。
また彼らの演奏を聴く機会を楽しみに・・・ありがとうございました!
スーパースゴイ!ストーム・ウェザー・シャンティ・クワイア!

2018年4月4日水曜日

沖縄から届いた太陽と波と暖かい風、そして平和の願い

桜の花もほころび始めた先週3月26日(月)に、三木労音例会「うないぐみ 沖縄のこころのうた」を開催しました。
沖縄から古謝さん、宮里さん、比屋根さん、島袋さんの4人の歌い手の皆さんにお越しいただき、またユニークなキャラクターの皆さんをステージではキーボードとMCで、バックステージではマネージメントも含めて率いて下さった佐原さん、音響の皆さんも含めて、三木にお迎えし、コンサートと終演後の打ち上げまで楽しいひとときを過ごさせていただきました。
豊かな沖縄の情緒あふれる歌、また平和の願いの籠った歌、絶妙の夫婦トーク、一緒に歌い、踊りも・・・などなど盛り上がり、終演後にはたくさんの方がサイン会に並ばれました。
終演後はばずさんで12時半まで打ち上げ。三木の会場の雰囲気もとっても良かったとのことでした!
ぜひまた来てもらいたいですね!

追記:三木労音事務所の最寄駅でもある神戸電鉄三木駅が3月4日の火災で焼失してしまったことについて、佐原さんがステージのMCでも触れてお見舞いの言葉を言っていただきました。
またその日のCD売上金より1万円を寄付して下さり、後日、粟生線サポーターズくらぶの特別会員(三木駅再整備への寄付)として納めさせていただきました。
あらためて感謝申し上げます。


2018年2月26日月曜日

【次回例会紹介】“うた”が伝える、沖縄の人々がつないできた“こころ” ―うないぐみ(沖縄民謡ユニット)

次回例会は、4人の沖縄民謡歌手によるユニット「うないぐみ」の登場です!
今回のほわいえでは、うないぐみの皆さんへのインタビューをご紹介します。
聞き手 小巻健(三木労音事務局長)

うないぐみ(左から古謝美佐子さん、比屋根幸乃さん、島袋恵美子さん、宮里奈美子さん)



―まずはグループ結成のきっかけ、また「うないぐみ」という名前に込めた思いを教えて下さい。

うないぐみ メンバーの古謝美佐子、宮里奈美子、比屋根幸乃は初代ネーネーズのメンバーとして、1990年〜1995年まで一緒に活動をしていたこともあり、2014年から友人の島袋恵美子を交えて『うないぐみ』での活動を正式に開始しました。
沖縄方言で『うない』は「姉妹」という意味で、『ぐみ』は「組」と同時に「込める」という意味も持っており、『うないぐみ』は「歌に想いを込める姉妹」という意味を持っています。もちろん4名は本当の姉妹ではありませんが・・・。

―沖縄では伝統音楽が今も生活の中に根付いているとお聞きしますが、皆さんの周りではどんな時に音楽がありましたか?

うないぐみ 沖縄では今でも結婚式や生年祝いなど個人的な様々な行事で沖繩民謡は歌われますし、地域の年中行事やお祭りでも伝統的な歌や踊りなどは欠かせません。例えば、お盆には「エイサー太鼓」が昼夜を通して町中を練り歩き先祖を迎え送ります。もちろん昔は今よりも日常的にあらゆるところに民謡があり、一家に一本は三線がある、という感じでしたが、今でも何かあると三線を持ち出して歌い踊る県民性は変わっていません。

―うないぐみの音楽で大切にしていることを教えて下さい。

うないぐみ 大変難しいご質問で色々ありますが、伝統的な古い民謡を受け継ぎながらも現代的な今の時代の音楽との融合。それに生の歌声を皆さんに身近に直に届けて実感していただくことなどでしょうか。そのために、うないぐみの公演ではマイクを通さない生の歌三線の曲もお聞き頂いています。お楽しみにしてください。

―メンバーの皆さんにとって、沖縄のこういうところが好き(場所、風土、文化、食など)というところを教えて下さい。

うないぐみ これもたくさんあって難しいですが、究極は沖縄の島の人が持つ心の美しさや優しさでしょうか。もちろん食べ物などチャンプルーから沖縄そばまで沢山好きなものがありますよ。

―最後に三木労音会員へ一言お願いします。

うないぐみ 今回、三木労音の会員の皆さんへ遠い沖縄の歌をお届けできることは大変な喜びです。沖縄は1月下旬に既に桜が咲き2月初めには散りましたし、この公演がある3月下旬にはツツジも咲き終わっています。今年の本土の冬は大変寒いことでしょうが、みなさんとお会いできる頃には春もそこまで来てだいぶ暖かくなっていることでしょう。春風と共に沖縄の暖かい歌を通してみなさんとお会いできることを心待ちにしております。
ニフェーデービル!!!(有難うございます)



うないぐみ プロフィール
沖縄民謡の古謝美佐子、宮里奈美子、比屋根幸乃、島袋恵美子の4名からなる女性グループ。「童神」で知られる古謝美佐子を始め初代ネーネーズに在籍した宮里、比屋根に加え、かねてから親交のあった島袋が参加して2014年から正式に活動を始める。「うない」とは沖縄方言で「姉妹」の意味。4人とも沖縄民謡に精通した実力派民謡歌手の集まりで、4名のユニゾンとともに各メンバーのソロも演唱する。レパートリーも伝統的な沖縄民謡からオリジナル曲、カバー曲まで多種多彩。2014年暮れに全国5カ所で単独ソロデビューコンサートを行い2015年1stアルバム「うない島」を一般発売。最新作は2015年10月発売の坂本龍一氏とのコラボシングル「弥勒世果報-undercooled」。プロデューサーは佐原一哉。
http://www.unaigumi.com/


三木労音第163回例会
うないぐみ 沖縄のこころのうた
2018年3月26日(月)18:30開演
三木市文化会館 小ホール
参加費 会員/会費のみ 一般/5,000円
入会希望の方は、チラシ裏の入会申込書に会費2か月分(うないぐみ例会から参加希望の方は2・3月分)と入会金(1,000円)を添えて、三木労音会員か事務局までお申し込み下さい。
ホームページからのお申込みはこちら→http://www.mikiroon.com/info.html
詳細は三木労音事務局 TEL 0794-82-9775、またはメールinfo@mikiroon.comまでお問い合わせください。

2018年2月11日日曜日

美しい弦の調べで、音楽の感動と深淵に触れたひととき。

2月も半ば近くとなりますと、少し寒さがゆるんだような気もしますね。
さて、去る1月30日に三木山森林公園で開催しました三木労音第162回例会「松野迅ヴァイオリンコンサート」のご報告です。
三木労音には2009年の例会ご出演、そして2011年にはレクチャーコンサートにご出演いただきました松野迅さん。
今回二度目となった例会ご出演では、森林公園の自然が美しいホールで昼夜2回ステージを務めていただきました。しかもこの日は松野さんの誕生日でもありました!
まずは昼の部。
第1部は独奏のステージ。ヴァイオリン1挺で様々な時代、スタイルの作品を演奏していただき、奥深い世界を堪能しました。
 そして珍しいヴァイオリンとピアノの同時演奏には、感嘆の声が。
第2部は、ギターの田嶌道生さんとのデュオで、シューベルトのアルペジオーネ・ソナタを中心に演奏。ヴァイオリン4弦、ギターの6弦、合せて10本の弦からやわらかく美しい響きが奏でられました。
アンコール時には松野さんのお誕生日祝いを会場の皆さんと。

そして夜の部では、ライトアップされた森をバックに音楽もさらにしっとりと。
 夜にも松野さんのお誕生日を、夜の参加者の皆さんとあらためて祝いました。
ご本人もステージで少しお話されましたが、松野さんは昨年に急激な体調悪化で倒れられ、一命を取りとめられました。そんなご経験を経ての誕生日とあって、思いもひとしおだったそうです。
そんな誕生日コンサートをご一緒し、喜びを共にできたことは、私たちにとっても思い出深い日となりました。
多くの会員の方から、松野さんのヴァイオリンの音に惹きつけられた、聴いたことのない曲にも深く感動したとの声をききました。
きっと音楽の神様が、まだまだ松野さんには音楽を伝える役割を続けなさいと、命を戻されたように感じました。
これからも身体に気をつけて、音楽を通じて多くの人に愛と希望を伝えていってほしいと思います。
松野迅さん、そして田嶌道生さん、2回の名演奏をありがとうございました!!

2018年1月12日金曜日

ドキュメンタリー映画「標的の島 風(かじ)かたか」上映会のお知らせ

2018年に入り半月近くが過ぎましたが、いかがお過ごしでしょうか。
三木労音では今月末1/30(火)開催の「松野迅ヴァイオリンコンサート」例会が近づいてきました。
三木山森林公園の森の音楽ホールに広がる、松野さんの美しいヴァイオリンの音色にぜひご期待下さいね!
インタビュー記事はこちら↓↓

さて、本日のお知らせは、「松野迅ヴァイオリンコンサート」の次の例会「うないぐみ 沖縄のこころのうた」(2018年3/26)のプレ企画として、メンバーの古謝美佐子さんも登場されるドキュメンタリー映画「標的の島 風(かじ)かたか」の上映会についてです。


「標的の島 風かたか」(三上智恵監督 2017年作品)

「標的の島」とは、沖縄のことではない。
それは今あなたが暮らす日本列島のこと。

2016年6月19日、沖縄県那覇市。米軍属女性暴行殺人事件の被害者を追悼する県民大会で、稲嶺進名護市長は言った。「我々は、また命を救う“風かたか”になれなかった」。「風(かじ)かたか」とは風よけ、防波堤のこと。
沖縄県民の8割の反対を黙殺した辺野古の新基地建設、全国から1000人の機動隊を投入して高江で強行されるオスプレイのヘリパッド建設。現場では多くの負傷者・逮捕者を出しながら、激しい抵抗が続く。さらに宮古島、石垣島でミサイル基地建設と自衛隊配備が進行していた。
なぜ今、先島諸島を軍事要塞化するのか? それは日本列島と南西諸島を防波堤として中国を軍事的に封じ込めるアメリカの戦略「エアシーバトル構想」の一環であり、日本を守るためではない。基地があれば標的になる、軍隊は市民の命を守らない—沖縄戦で歴史が証明したことだ。だからこそ、この抵抗は止まない。この国は、今、何を失おうとしているのか。映画は、伝えきれない現実を観るものに突きつける。

予告編動画↓↓


上映日時 3月10日(土)①10:30 ②13:30 ③16:00 ④19:00 ※4回上映
会場 三木市立市民活動センター3F大会議室
上映協力券 前売1,000円(当日1,500円)※高校生以下無料
前売券は、以下の場所でお求め下さい。
・ボランタリー活動プラザみき(三木市立市民活動センター)0794-83-0090
・三木労音事務所 0794-82-9775
・ジャズカフェベイシー 0794-85-7073
・カフェOTTO 0794-87-2021
・画廊喫茶とらうべん 0794-85-4385

主催 いのちを考えるみき市民の会
共催 三木労音
後援 三木市、三木市社会福祉協議会、エフエムみっきぃ76.1MHz
多くの方に観ていただきたい映画です!ぜひご予定下さい。