2025年10月15日水曜日

コアな邦楽曲から異色のPOPS・洋楽まで。和楽器の魅力を存分に味わったコンサートでした!

10月も半ばになりました。
しかし今年は暑さが続きますねー。秋風の中にまだ蒸し暑さが残っています。
来週ぐらいには寒くなってくるのでしょうかね?

さて、先月9月28日(日)に三木労音8・9月例会「和楽器アンサンブル真秀(まほら)コンサート」を開催、三木市文化会館小ホールに箏、尺八、三弦、太鼓の艶やかかつ引き締まった音色が会場いっぱい響きました。

このグループは、一昨年の三木労音企画会議の際に会長がYouTubeを見て面白そうということで例会候補に挙がり、昨年に岐阜市まで演奏を聴きに行き、そして今年度の例会として実現。
その後も今年7月に東京へご挨拶&YouTube動画撮影見学、またZoomインタビュー、そして前日の尼崎でのライブ参加を経て、いよいよ当日を迎えることができました。


ステージ前半は古典曲から邦楽現代曲をマイクを通さない生音で。
筝曲独奏による宮城道雄作曲「ロンドンの夜の雨」で、しっとりと艶やかにスタート。

次の尺八と筝による沢井比河流作曲「真美夜」は、まるで現代音楽かプログレかのようでした。

そして江戸時代から伝わる古典曲「八重衣」。
本当はもっと長い曲だそうですが、一部抜粋でお届けいただきました。

前半最後は江戸信吾作曲「ソーランスケルツォ」。
お馴染み"ソーラン節”のメロディーがいろんな形で展開していく華やかなアンサンブルでした。
普段馴染みのない本格的な邦楽曲を中心としたプログラムの第1部でしたが、筝合奏の重厚さ、情感豊かな尺八の音色などに魅了され、「一部が良かった」「もっと古典を聴きたい」との声も多く上がるほど評判の演奏でした。

そして後半は真秀らしさが全開のオリジナル&POPS洋楽の邦楽器カヴァープログラム。
ここからはマイクも通して、冨田さんの太鼓がドラムセットのようになり、ユーミンや久石譲や葉加瀬太郎、はたまたムーディなジャズからイーグルス、マイケル・ジャクソンまで、最後はルパン三世と、和楽器のイメージを覆す選曲ながら和楽器らしさを活かしたアレンジで、会場を沸かせました。

POPS、洋楽を演奏する際も、邦楽器のエッセンスが感じられるアレンジのセンスがキラリと光り、ただ聴き手に媚びて演奏するのではない、今の時代に生きる彼女達の本気度が伝わってくる演奏なので、聴いていて爽快さを感じます。


終演後、初めて真秀を聴かれた会員の良かったという声、いつもいろんな音楽との出会いをありがとうとの声、また真秀を知った方からはこんなすごい人達を三木に呼んでくれてありがとうとの声と、感動の声を様々聞きました。また真秀の皆さんからも温かい観客だったとお礼と感謝を言っていただき、今回真秀の皆様にお越しいただくことができて良かったなとあらためて思いました。

また真秀の皆さんにはぜひこちらのほうへお越しいただきたいです。関西圏でのライブは希少なので今回聴けた人はラッキーでしたね!
今後の真秀のご活躍に期待しています!!

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