2020年6月22日月曜日

世界で最も人の心を癒す、魔法のサウンド。 スティールの曲面から広がるエンターテイメント! ― PAN NOTE MAGIC

次回例会は、カリブ海の島国トリニダード・トバゴで誕生した打楽器「スティールパン」を演奏するグループ「PAN NOTE MAGIC」にご登場いただきます!
今回のブログ記事では、グループ代表の林啓太さんへのインタビューをご紹介します。
聞き手 小巻健(三木労音事務局長)
PAN NOTE MAGIC(写真左から2番目が林啓太さん)



―グループを結成されたいきさつを教えて下さい。

林啓太さん(以下、林さん)私達の母校「洗足学園音楽大学」は打楽器の教育は特に進んでおり、日本の音楽大学の中で唯一、スティールパンが揃っている大学です。そこで、スティールパンのサークルに入り、スティールパンの楽しさを知りました。そんな中、本場トリニダード&トバゴから「パンベリ・スティールオーケストラ」が来日公演をされ、その演奏を見た時に衝撃を受け、スティールパンの可能性を感じました。同時に世界一のスティールパンバンドを作りたいと思い、メンバーを選りすぐりグループを結成しました。

―スティールパンという楽器の魅力とは?

林さん 魅力は沢山あるので挙げればきりがありませんが、一番はなんと言っても独特の音色です。
世界一人の心を癒す音色と言われる美しく優しい音色を奏でる事が出来る反面、本場のスティールパンはリズミックで激しい曲も多く、そのどちらの音楽にも寄り添う事が出来るのはスティールパンならではの魅力だと思います。
 
―スティールパンの本家であるトリニダード・トバゴで開催されるスティールパンの大会「パノラマ」に参加された時の思い出を教えて下さい。

林さん 「これがスティールパンの世界大会パノラマか!」と、興奮や感動など様々な感情がありましたが、寂しさのような感情があった事も強く心に残っています。この大会に出る為に、約1ヶ月間トリニダード&トバゴで生活している中で、良い事も悪い事も沢山の出来事がありました。その全てが良い思い出なのですが、この国は日本の裏側にあり、そう簡単に来られる場所ではないので「これで最後か」と思うと、胸が締め付けられるような寂しさもありました。本番直前なんですけどね(笑)
そういう意味では「パノラマ」は決勝の時間そのものと言うよりは、現地のバンドメンバーと一緒に練習した事や、遊びに連れて行って貰った事など、40日全てが「パノラマ」だと思っています。

―学校公演をされた時の生徒の皆さんの反応を教えて下さい。

林さん 小・中・高校生で反応は異なりますが、例えば小学生の場合、演奏会が終わると、「もう、終わり?アンコール!」と声が上がります。一般的に小学生は、しっかりと練られたプログラムでないと途中で集中力が切れてしまうと言われていますので、いつも最後まで笑顔で楽しそうにしている子供達を見ているとこちらが元気を貰ってしまいます。
また、少しやんちゃな高校生になると、開演前には音楽に興味がなさそうにしている生徒もいますが、そうした生徒達が最後には立ち上がって踊っている姿を見ると、こちらまで感動してしまいます。

―グループのモットーを教えて下さい。

林さん 何よりもお客様にコンサートの時間を楽しんでもらう事を大切にしています。
その為には、ただただストイックに音楽の技術を向上させなければいけない事もありますが、時には音楽そのものではなくエンターテイメント性を向上させなければいけない事もあります。そういう時には、音楽そのものよりも、エンターテイメント性や構成などを優先するなどして、一つのステージを造っています。

―7/18には山口県の宇部音鑑、そして翌日7/19は三木労音へお越しいただきます。2公演への抱負をお願いします。

林さん 現在、新型コロナウイルスの影響で、生演奏を聞く機会が極端に減っているかと思いますが、少しでも皆様に楽しい音楽を安全にお届け出来るように、準備しております。
日本では珍しいスティールパンの本格的な演奏をどうぞお楽しみに!



PAN NOTE MAGIC プロフィール
カリブ海に浮かぶ島国トリニダード・トバゴで生まれたドラム缶を加工して出来た楽器スティールパン。ドラム缶で出来ているとは思えないその美しい音色は、世界で一番、人の心を癒す音と言われています。PAN NOTE MAGIC はこの楽器の魅力を伝える為に2005年に結成された、スティールパンオーケストラです。
メンバーは、日本クラシック音楽コンクール最高位受賞者、打楽器協会主催新人演奏会で1位受賞ならびに岩城賞受賞者、第17回イタリア打楽器コンクール優勝者、ルーマニア国際コンクール第2位受賞者、ベストプレイヤーズコンテスト第3位受賞者、スティールパンの本場トリニダード・トバゴのコンテスト『パノラマ』に現地バンドのメンバーとして4度優勝した者等で構成され、その音楽性は高く評価されています。
2008年にはスティールパンバンドとしては唯一の東京都公認ヘブンアーティストに認定され、同年、韓国ソウルにて招待演奏を行い、2010年にもチェジュ島で演奏するなど、日本のみならず海外での公演やテレビ出演も行っています。
2011年には西日本打楽器協会主催の打楽器フェスティバルにおいて、ゲスト出演し好評を博しました。2012年にはアルバム「Magic Hour」でメジャーデビューを果たし、2013年には本場トリニダード・トバゴで約40日に渡り、研鑽を積みました。
2014年には、スティールパン界のレジェンドRay Holman 氏と共演を果たし、氏より「PAN NOTE MAGIC は日本とトリニダード・トバゴを結ぶ架け橋となるスティールパン大使である」と、最大の賛辞を贈られています。
演奏する曲は幅広く、ラテン、ポピュラー、クラッシック、誰もが聞き馴染みのある曲と様々ですが、中でも世界三大カーニバルの1 つである「トリニダード・カーニバル」で演奏されるスティールパン・ミュージックの再現は世界三大カーニバルの音楽を体感出来るとして、PAN NOTE MAGIC 最大の魅力であり特徴になっています。
PAN NOTE MAGIC 公式ホームページ http://www.pannotemagic.com


三木労音第177回例会
スティールパンオーケストラ PAN NOTE MAGIC
2020年7月19日(日)14:00開演
三木市文化会館小ホール
入会希望の方は、チラシ裏の入会申込書に会費2か月分(PAN NOTE MAGIC例会から参加希望の方は7・8月分)と入会金(1,000円)を添えて、三木労音会員か事務局までお申し込み下さい。
ホームページからのお申込みはこちら→http://www.mikiroon.com/info.html
詳細は三木労音事務局 TEL 0794-82-9775、またはメールinfo@mikiroon.comまでお問い合わせください。

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