4月に入り、新年度が始まりましたね。
事務所の前の美嚢川の桜堤も半分くらい咲いてきましたよ。
さて、遅くなりましたが先月3月27日に行いました「トルヴェール・クヮルテットwith小柳美奈子」例会のご報告です。
このたび三木労音では初めてとなるサクソフォンが主役のコンサートで、しかも日本のクラシカル・サクソフォン界を長年牽引してこられたトップクラスのクヮルテットをお招きできる幸運に!
本番前に運営スタッフでメンバー皆さんを歓迎。
皆さんには記念に三木の特産品である小型ナイフ「肥後守」(小柳さんには手作りポーチ)とハーブティーをプレゼント。
肥後守は皆さん「懐かしい~」とおっしゃいました。
そしてステージでは、有名なクラシックのスタンダード曲から、ジャズテイストの作品、クラシカルサクソフォン四重奏のために作曲された組曲、トルヴェール・クヮルテットのために作曲された作品など聴き応えのあるプログラムで、これぞサクソフォンカルテットの醍醐味!という素晴らしい演奏でした。
ソプラノ、アルト、テナー、バリトンと、それぞれの楽器の特徴がわかるソロ演奏も。
メンバー皆さんの個性もわかり、とても楽しいコーナーでしたね。
テクニック、音楽性が素晴らしいのはもちろん、おどけた掛け合いやユーモアある演奏、時には歌も歌うなど、サービス精神旺盛なパフォーマンスも大好評で、大きな拍手とブラボーの掛け声で大喝采のうちに幕が閉じました。
終演後はサイン会に並ばれる長蛇の列ができましたが、一人一人に気さくに丁寧に応えるメンバー皆さんの姿が大変素晴らしいと思いました。トルヴェール・クヮルテットが日本のクラシカル・サクソフォンの普及に貢献されてきたことは広く承知されていますが、ステージでのパフォーマンスとあわせて、メンバー皆さんのこういった真摯な姿勢がサクソフォンのイメージアップにつながっているのでしょうね。あらためて尊敬します!
この日は春休みということもあり、近隣の学校の学生さんも多く来られていましたが、トルヴェールへの愛がいっぱいのアンケートを出してくれたり、終演後のサイン会でもお話したり一緒に写真を撮ったり、とても喜んでいたその姿に私たちも嬉しくなりました。
今回のコンサートに際しては、昨年夏にメンバーの新井靖志さんが急逝され、私たちも大変ショックを受けました。
メンバーの皆さんは深い悲しみの中にもかかわらず、これまで新井さんも含めた4名で築いてきたトルヴェールのサウンドをこれからも守っていこうという決意で、この間神保佳祐さんを加えてステージを続けてこられ、今回もこんなに素晴らしいステージを届けていただけたこと、本当に感謝でいっぱいです!
これからもトルヴェール・クヮルテットのますますのご活躍を、私たちも応援していきたいと思います。ありがとうございました!
新井靖志さん追悼コンサート http://www.concert.co.jp/concert/detail/1572/
2017年 7月 25日(火)19:00開演(18:30開場)
会場:文京シビックホール 小ホール
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