2012年4月27日金曜日

地平を開くクラリネットの音色

遅くなりましたが、先週水曜日の例会の報告ですm(_ _)m


三木労音では初のクラリネットリサイタル。
吉田誠さんは、日本ではまだまだ少ないクラリネットのソリストとして活躍されていますが、「独奏楽器としてのクラリネットの可能性をもっと広めたい」とステージでもおっしゃったように、非常にエネルギッシュな演奏を聴かせて下さいました。
日本人離れしたオーバーアクション (?)で非常にダイナミックで表現力豊か。その上特に素晴らしかったのは、ダイナミックに盛り上がった後のすきとおるようなピアニシモ!絹糸のような美しい音色、これは聴いていても本当にゾクッとくるというか、これができるのは本当の実力者だとあらためて感心しました。
また、音域もすごく幅広く、アンケートでも「クラリネットってこんな音が出せるんですね」と、驚かれた方も多かったようでした。

また、ピアニストの佐野隆哉さんの演奏も端正かつ華やかで、吉田さんの演奏をしっかりと支えつつ、しかも印象に残る素晴らしい演奏でした。(佐野さんのソロが聴きたいという声も!)

今回は本番前に担当サークルの皆さんと一緒に写真撮影させていただきました。

兵庫県出身の吉田さん。今回三木と姫路で演奏会をされましたが、「空気が温かく、リラックスして演奏できます」とおっしゃっていました。
まだ20代半ば。これからますますの活躍が期待できますね!

吉田さん、佐野さん、ありがとうございました!!

以下のブログで感想が読めます。

5/2、5/9エフエムみっきぃ「音楽のおもちゃ箱」でインタビュー放送されます。

2012年4月25日水曜日

やっぱりオードリー・ヘプバーンは・・・

終わりました、市民映画会「シャレード」。
その前にも例会がありましたが、諸事情によりこちらから先に報告を。


当日、4回上映で100名を超える方々にご来場いただきました。
中会議室でするのは、昨年8月の「若草物語」以来2回目ですが、そのときが85名でしたので、間に2回大会議室での上映会も重ねてきましたし、着実に定着してきている感じがしました。

写真は午前中に参加いただきました古谷さんのアルバムからシェアさせていただきました。

オードリー・ヘプバーンとケーリー・グラントのミステリアスでありながらもどこかコミカルな演技に、ついつい見入って、私も2回見ました。
アンケートには「懐かしかった」「青春を思い出しました」「スリルがありました」と好評。
それにしてもオードリーはやっぱり美しいですね(#^ ^#)
さて次のクラシック名画は何を取り上げましょうか・・・?

次回市民映画会は8/18の「エンディングノート」です。お楽しみに!!

2012年4月16日月曜日

5・6月例会プレイベント「悠久の大地が育んだ調べ― トゥバの音楽」

明後日は「吉田誠クラリネット・リサイタル」例会を控えていますが、今日はひとつ先の5・6月例会「フンフルトゥ」の話題です。

このような精悍な風貌の4人組ですが、彼らが今、ワールドミュージックの世界で非常に注目を浴びているトゥバ民族音楽グループ「Huun-Huur-Tu」 です。
フランク・ザッパ、クロノス・カルテット、チーフタンズ、カルメン・リッツォ、ライ・クーダーなどといった世界の有名アーティストがフンフルトゥと共演。 日本ではゴンチチ、鼓童などがステージを共にされています。

写真で見た感じではモンゴルのようなイメージも受けますが、モンゴルの北西部の「南シベリア」に位置し、モンゴル、ロシア、中国など大国の影響を受けながらも独自の文化をはぐくんできた、それが今回スポットを当てる「トゥバ共和国」です。現在はロシア連邦を構成する国のひとつです。


首都グズルには「アジア中心の碑」というのが建っています。「日本のへそ」みたいな感じでしょうか。

筆者は正直に言いまして、今回「フンフルトゥ」を知るまで、トゥバという国名さえ知りませんでした。
中央アジアの辺の国って、日本ではなかなか馴染みが薄いですよね。
「日本の約半分の広さの国土に約30万人の人口が暮らし、豊かな森林、湖、山岳、草原、沙漠と様々な自然があり・・・」と聞けば、どんな暮らしを想像するでしょうか。


そんな私のような(?)方にむけて、次のようなレクチャーコンサートを企画いたしました。

講師には、「フンフルトゥ」例会ではナビゲーターとしてステージにも登場していただく、等々力政彦さんにお越しいただきます。
等々力さんは、「タルバガン」というユニットでも公演活動を行なっておられる日本で有数のアジア音楽アーティスト。20年にわたって、トゥバで研究、調査活動を行っておられる方です。

当日は、トゥバ音楽を代表する 「フーメイ」と呼ばれる喉歌や、その他の楽器の演奏や、等々力さんがトゥバで撮影された写真なども鑑賞しながら、トゥバの自然、文化などの魅力を伝えていただきます。
世界には私たちが一生かかっても知りえない多くの文化が、宝の山のようにありますが、そんな中から一部を垣間見ることのできる、めったにない機会です。会員の方はもちろん一般の方も、どうぞたくさんの方のご参加をお待ちしています。

5・6月例会プレ企画「悠久の大地が育んだ調べ―トゥバの音楽」
5/22(火)19:00~ 三木市立市民活動センター2F中会議室
[参加費]会員1,500円 一般1,700円 (飲み物付)
※高校生以下はいずれも500円引き
主催・申込み/三木労音 0794-82-9775 info@mikiroon.com



最後にもう一度、明後日4/18(水)は3・4月例会「吉田誠クラリネット・リサイタル」開催日です。
皆さんどうぞご期待下さい。

2012年4月10日火曜日

市民映画会 第4弾!「シャレード」

4月に入り、事務所の前の桜堤も満開になりました。
お花見のシーズン真っ盛り。にぎやかな毎日です。

本題に入る前に・・・

今月は前に案内しましたように18日には「吉田誠クラリネット・リサイタル」 を開催予定です。
日本のクラリネット界を背負って立つ大器の演奏、どうぞお聴きのがしのないように!
今からの入会もまだ間に合いますよー(^O^)/

・・・さていよいよ本題です。

ケーリー・グラント&オードリー・ヘプバーンの豪華ペアで言わずと知れた名作、
「シャレード」が市民映画会に登場です♪

労音的に言いますと、この映画の音楽を担当しているのは、多くの映画音楽の名作を生み出した、ヘンリー・マンシーニ。
“チャララチャ~ララ~、チャララチャララチャラ~”と、思わず口ずさんでしまう、あの有名なメロディーです。

あらすじ
フランスの冬の観光地。レジーナはフランスの友達とスキーを楽しんでいた。彼女は夫との離婚を決意している。彼女はそのスキー場で偶然ピーターと知り合い、強く心をひかれた。パリのアパートに帰った彼女は夫の殺害を知らされ唖然とした。夫の葬儀のとき、会葬者の中に見知らぬ3人の男ーペンソローギデオンスコビーがいた。大使館で彼女は情報部長に、夫は戦時中、会葬に来た男たちと共謀して25万ドルを隠匿、戦後山分けをすることになっていたが、夫はそれを裏切り金を持って逃げるところを殺された、政府のお尋ね者だったと聞かされた・・・。

ケーリー・グラントのコミカルな演技と、オードリーの魅力が光るライトテイストのミステリー。ラストのどんでん返しはなかなかスッキリ爽快感!ですよね。(見た方はわかりますよね)
また衣装がジバンシーというのも話題になりました。

昨年の「若草物語」しかり、こうした名作も混ぜていろんな映画も観ていきましょう!ぜひ多くの映画ファンにお越しいただければ幸いです。

4月24日(火)①10:00 ②13:30 ③16:00 ④19:00
三木市立市民活動センター 2F中会議室
[料金]前売700円 当日1,000円
※三木労音会員証提示でいずれも200円引き
※The Good Timesカード提示、かるがもポイント利用でいずれも100円引き
※高校生以下は500円(当日のみ)
[主催]三木労音 http://www.mikiroon.com/index.html

前売チケットは、三木労音、三木市立市民活動センター、ジャズカフェベイシー、オンリーゆうカフェで販売中!