2021年8月14日土曜日

吹奏楽の魅力がいっぱい詰まった、シュピール室内合奏団のコンサートでした!

先週8月7日(土)、三木労音8・9月例会「シュピール室内合奏団」を三木市文化会館小ホールで開催しました。
新型コロナウイルスの第5波が増加していく中、直前には台風まで発生するなど様々困難が訪れましたが、当日開けてみるとカンカン照りの真夏日。会館も閉鎖されずに感染防止対策を講じて開催することができました。

1列目には歓迎の横断幕を。

受付や販売のテーブルでは、感染防止対策のビニールカーテン越しに、会員スタッフがそれぞれ役割を担ってくださいました。

開場と同時に続々と入場。
今回は夕方4時開演と初めての時間帯にもかかわらず、間違えて来られた方はどうやらなかったようです。皆さん超優秀!

開演前あいさつは、今回は小巻事務局長でした。

 シュピール室内合奏団のメンバーが大きな拍手に迎えられ舞台に、いよいよ開演!
今回、シュピール室内合奏団の皆さんには三木労音と、翌日は大阪・富田林すばるホールと2公演のためにはるばる東京からお越しいただきました。
シュピール室内合奏団にとって関西での公演はこれが初めてとのことでしたが、コロナで中止になることなく(実は富田林は昨年予定されていた公演が中止となり、今回はその振替公演でした)、2公演とも無事開催できたことは大変喜ばしいことでした。
以前のブログでご紹介したように、シュピール室内合奏団は、吹奏楽なのにトランペット、トロンボーンなどの直管系の楽器がない、またピアノが加わっているという他にはない楽器編成、メンバーに作編曲家がいらっしゃりオリジナル曲や独自のアレンジを持つなど、小編成吹奏楽の可能性を追求されている非常に意欲的なグループで、そんな彼らの生のサウンドを聴けたこと、また初の関西公演を主催できたことはとても光栄なことでした。

コンサートは団のコンセプトを表現しつつも、吹奏楽に馴染みのない方でも楽しんでもらおうと工夫を凝らしたプログラムで、吹奏楽オリジナル曲から耳馴染みのあるクラシック作品、またジャズや歌謡曲までバラエティーに富んだ選曲でした。
またメンバー一人一人が曲間のMCを担当され、それぞれのお話からお人柄も伝わってきて親近感がわきました。

団のリーダーでテューバ担当の本橋隼人さん。

アルトサクソフォン担当の椿 義治さん。

ユーフォニアム担当の安東京平さん。

フルート担当の大岡三佐子さん。

ピアノ担当の新居由佳梨さん。

ホルン担当の山口祐貴子さん。

作編曲家でコンサートではカホンを担当された高橋宏樹さん。

ソプラノサクソフォン担当の國末貞仁さん。

そして今回、ご都合が悪く参加できなかった正規メンバーの倉愛花理さんの代役として参加してくださったクラリネット担当の篠塚恵子さん。

また今回のプログラムでは、楽器ソロがフィーチャーされた演目にも刮目でした。
1部は安東京平さんによるユーフォニアムソロ。朗々とした深い音色、テクニカルな早いパッセージに、ユーフォニアムの魅力を存分に堪能できました。

2部は本橋隼人さんのテューバソロ。デキシーランドジャズの軽快なリズムに乗ってのユーモラスなテューバ演奏に会場が沸きました。

前半はクラシックスタイルだったのに対して、後半はポピュラー、歌謡曲、ジャズなどノリの良いプログラムに客席から手拍子も。背景の色も変わりました。

アンコールでは意外な選曲に客席大盛り上がりで、カーテンコールでは大きな拍手が!!
会場に響き渡った素晴らしいサウンドを満喫し感謝いっぱいです♪

終演後、シュピール室内合奏団メンバーが横断幕とのコラボ(?)写真を撮ってくださいました!

この後メンバーは翌日の公演のために大阪へ移動。
名残惜しい気持ちを胸に、わずかな時間で残ったスタッフと記念撮影をさせていただきました。
もちろんマスクを取ったのはこの一瞬だけです!

やっぱり生のコンサートはいいですね!
コロナの脅威に不安を感じる日々に、オアシスのように心の潤いをいただいた一日でした。
シュピール室内合奏団のこれからもますますのご活躍を期待しています!
またお越しいただける日を楽しみにしています!

0 件のコメント:

コメントを投稿