2017年6月18日日曜日

あらゆる音が「ワクワク」に変わる! 無限に広がる打楽器ワールド ― ビートジャック( パーカッション・パフォーマンス)

次回例会は、世界の様々な打楽器を駆使する4人の打楽器奏者によるグループ「ビートジャック」の登場です!
今回のほわいえでは、ビートジャックのメンバーへのインタビューをご紹介します。
聞き手 小巻健(三木労音事務局長)

左から、安永早絵子さん、内山光知子さん、池田安友子さん、高鍋歩さん



―あらためて「パーカッション」というのはどのような楽器のことを言うのでしょうか?またビートジャックではどんな楽器が登場しますか?

池田安友子さん(以下池田さん)「パーカッション」というのは打楽器の総称で、叩いたり、こすったりして音を出す楽器のことを言います。
ビートジャックではマリンバ、シロフォン、グロッケン、ビブラフォンなどの鍵盤のある楽器から、コンガ、ボンゴ、カホン、ジェンベなどのありとあらゆる世界の打楽器、そして打楽器でないものでもスリッパや洗濯板、ブラシ、たらいなど身近なもの、あと手拍子なども楽器になりますので、無限に広がっていきます。

―メンバー皆さんがパーカッションを始められたきっかけは?

池田さん 高校生で吹奏楽部に入って希望楽器を決める時に、管楽器が全て音が鳴らなくて、仕方なく(笑)打楽器を選んだのがはじまりでした。

高鍋歩さん(以下高鍋さん)中学校の吹奏楽部に入った時に、私は他の楽器を希望していたのですが、打楽器は運搬に力がいるため、男だからという理由で(笑)打楽器に行ってくれということではじめました。

安永早絵子さん(以下安永さん)小学校のとき作曲家になりたくて勉強を始めました。オーケストラの曲を作曲するのが夢で、作曲をするには実際に楽器を演奏できたほうがよいと思い、高校の時に吹奏楽部に入り、そこでパーカッションを始めました。ちなみに高校は高鍋さんと同じでした。

内山光知子さん(以下内山さん)小学校の時テレビで見た、女性ドラマーが主役の「ポニーテールは振り向かない」というドラマにハマってドラマーになりたいと思い(笑)、音楽教室で習い始めたのがきっかけでした。


―ビートジャックを結成されたきっかけは?

安永さん 大学の時に、関西で打楽器をやっている人たちの間で横のつながりがあり、その中で大学の違う池田さんと知り合い、何かやってみない?と意気投合しました。やるなら2人よりももっと人数を増やした方が楽しいかなと思い、他のメンバーに声をかけ2004年にビートジャックを結成しました。

池田さん その年にJR新今宮駅前に今はもうなくなった「ブリッジ」というライブハウスで自主公演を行ったことを皮切りに、2回目から会場を伊丹に変え、以来ほぼ毎年開催しています。最初からずっとこのメンバーで変わらず13年活動しています。

安永さん 自主公演のコンサートは7~8割がオリジナル曲で、メンバー4人ともがそれぞれ作曲をします。

―皆さんにとってパーカッションの魅力とは?

池田さん パーカッションは聴く人がそれぞれのイマジネーションで自由に聴いてもらえるのが特徴だと思います。メロディーやリズムはあるけれども、それよりも根本的な「音そのもの」でダイレクトに伝えることができるのが打楽器の醍醐味だと思います。

高鍋さん 普通クラシックだと、知っている曲を追体験するという聴き方が多いと思いますが、私たちの音楽はお客様が予備知識なしでも楽しめる音楽だと思います。

安永さん 打楽器の魅力は素直だということ、また欠点が多いということです。例えば打楽器は音がのびない、また弦楽器だとよい音のイメージがある程度共通していますが、打楽器は良い音の価値観が人それぞれ違い、好みの幅が広いのが欠点でもあり魅力でもあると思います。


―打楽器を演奏するために普段から何かされていることはありますか?

安永さん・高鍋さん ジョギングをしています。

安永さん 面白そうなものがあれば何でも見に行くことを心がけています。

内山さん 身近な音に耳を澄ませ、興味を持つようにアンテナを張っています。

池田さん よく食べ、よく寝ること(笑)それが活力になりますし、一番いい状態に自分を置いておくことになります。

―最後に三木労音会員へメッセージをお願いします。

池田さん ビートジャックのコンサートをきっかけに、コンサートを聴く時だけじゃなく鳥や風の音や何気ない日常の音が「ワクワク」に変わっていけば嬉しいです。



Percussion Performance Beat JACK プロフィール
関西を拠点に活動する4人の打楽器奏者(池田安友子・内山光知子・高鍋歩・安永早絵子)により、2004年結成。
4人それぞれの個性を生かしたオリジナル作品や、ありとあらゆる世界中の愛すべき音楽を、素敵で楽しい打楽器音楽に変身させて演奏している。
打楽器、そして打楽器以外の日用品や身体を使ってのパフォーマンスや、観客参加型の即興パフォーマンスなど、唯一無二のステージは、老若男女問わず好評を得ている。
自主公演はライブハウスから始まり、2回目以降は伊丹アイフォニックホールで開催、今年8月には12回目公演の開催が決定している。
そのほかにも、学校公演、ファッションショー、子ども劇場主催コンサート、丹波の森国際音楽祭「シューベルティアーデたんば2010」、びわ湖ホール主催音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ2014」など、多数出演。

【メンバー】
池田安友子
大阪芸術大学打楽器専攻卒業。現在ジャンルや国内外を問わず、年間150本を超えるコンサート・ライブ活動を精力的に展開している。また、最近ではパーカッションソロライブや後進の指導・ワークショップなども各地で行っている。
ストックホルムジャズフェスティバル、ロチェスタージャズフェスティバル等の海外公演、自身もメンバーのユニット「Colloid」ではメルボルンツアーを遂行し成功をおさめた。
またFried Prideや佐藤竹善など様々なアーティストのライブやレコーディング、Eテレ「シャキーン!」録音、演劇やミュージカルなど、多数参加している。
2013年5月 長野県白馬にてフィールドレコーディングしたパーカッションソロCD「こだま」発表。
銭湯から大ホールまで、楽器から楽器でないものまで、あらゆるオモシロイ音を生々しく届けるべく、 活動を広げている。
http://ayuko.jp

内山光知子
大阪音楽大学打楽器専攻卒業。第2回日本マリンバコンクール1位。マリンバ・カンパニー、うたとだがっき〒音のゆうびんきょくのメンバー。
全国各地の幼稚園、小学校、公共施設などの音楽鑑賞会で演奏、リズム講座での講師を務める。一児の母であり、子どもと一緒に楽しめるコンサートがしたい!と2013年より「親子で楽しむコンサート&ワークッショップ」を企画し、シリーズは5作目となる。母親目線で作るコンサートは毎回好評を博している。

高鍋 歩
愛知県立芸術大学卒業。桑原賞受賞。1996年、大阪市音楽団打楽器奏者として入団、以来、年間100回を越えるステージをこなしつつ、他オーケストラへの客演、全国各地でのクリニック、TV出演、レコーディングへの参加と、様々な場面にて活動中。
室内合奏団「アフター・アワーズ・セッション」メンバー、ピアノ、サクソフォンと打楽器による「トリオ・ジパング」メンバー。
大阪府立夕陽丘高校非常勤講師。関西打楽器協会運営理事。

安永早絵子
兵庫県出身。幼少の頃よりピアノ・作曲を学び、兵庫県立神戸高校にて打楽器と出会い、大阪音楽大学打楽器専攻に進む。
卒業後はオーケストラ・吹奏楽・アンサンブルなどで演奏活動する一方、自身の企画・考案・演奏によるワークショップやコンサートを数多く行う。その活動は、2011年秋、eo光チャンネルのドキュメンタリー番組『熱き人』で取り上げられた。
また作編曲活動にも取り組み、打楽器曲を中心に多数の作品を発表。神戸サンテレビ放送の音楽番組『花音』では、「兵庫ならではのさまざまな情景音をベースにして音楽に仕立てる」というテーマで、音楽製作・演奏を担当。
一方、自宅や学校でのマリンバ・パーカッションのレッスンにも力を入れており、毎年1月に開催する発表会は参加者多数で賑わっている。
現在、ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団 ティンパニ・打楽器奏者。打楽器デュオ「だがっきスイッチ」主宰。「なにわ《オーケストラル》ウィンズ」、パーカッション パフォーマンス「Beat JACK」、絵本オペラカンパニー「おぺろん」、「TOA Music Workshopアニマルコンチェルト」、フルートとのデュオ「エピスリー」各メンバー。
丹波の森国際音楽祭2010シンボルアーティスト。神戸布引音楽祭2014音楽プロデューサー。2016年度神戸市灘区民ホール主催「灘区内小学校への出張授業」アーティスト。


三木労音第159回例会
パーカッション・パフォーマンス ビートジャック
2017年7月26日(水)19:00開演(18:30開場)
三木市文化会館小ホール
入会希望の方は、チラシ裏の入会申込書に会費2か月分(ビートジャック例会から参加希望の方は6・7月分)と入会金(1,000円)を添えて、三木労音会員か事務局までお申し込み下さい。
ホームページからのお申込みはこちら→http://www.mikiroon.com/info.html
詳細は三木労音事務局 TEL 0794-82-9775、またはメールinfo@mikiroon.comまでお問い合わせください。

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